カテゴリ:日常
私の母と叔母が菰野町のパラミタミュージアムに行きたいと言うので連れていきました。
御在所岳の入口に すごく立派な建物の美術館ができたのは前から知っていて 気になっていましたが 中に入るのははじめてです。 1000円もする入場料を出してもらい入ると 中は新しくてきれいで 贅沢な作りの美術館。 でも平日の午前中だからか中はガラガラでもったいない位です。 常設展示は池田満寿夫さんの作陶。 般若心経が かなりの数の陶片・地蔵・佛塔・佛画陶板で表現されています。 企画展示は三浦景生という方の染色と陶芸。 美術館だから絵の展示だろう と単純に思っていた私には意外な内容でした。 ライトなど見せ方に気を配った展示室は どの部屋もちょっと不思議な雰囲気を醸し出していました。 だけど・・正直 私には良さがよく分かりません。 焼き物群 ひとつひとつはどこがいいんだろう なんて思ってしまう 自分の審美眼のなさを再確認してしまいました。 久しぶりに会う叔母と母は行きの車の中からずーっとしゃべっていました。 特に81歳の叔母は 最近足腰の衰えが目立ち かなり歩みがゆっくりになりましたが 口だけは達者で ばあちゃんずのしゃべることしゃべること! 美術館内でも 一つ一つの作品をじっくり眺めては感想を言い合い、解説を読んで作者に興味を持つだけでなく、その時代は自分たちはどうだったとか その頃つき合いのあった○○さんは今はどうしているとかまで どんどんおしゃべりが発展しています。 でもふたりはすごく楽しそう。関係ないおしゃべりかと思うと 展示作品の話に戻っていたり。 じっくり楽しんでいるようです。 ばあちゃん達みたいなのが 本当の美術館の楽しみ方なのかなぁ と感心しました。 感心はしたものの かなりのスローペースに つきあいきれなくなってしまい 私は 一人展示室を出て別行動。 いわさきちひろさんの絵本など 本が置いてあったので サロンで読んでいました。 人のいない静かな美術館でひとり 新緑を前にゆったり読書。 子供もいないし なんて贅沢な時間! 私にとっては このひとときが この美術館で一番でした。 また、パラミタガーデンという名の庭園の散策もきれいでした。 新緑の風の中、鈴鹿山脈原生の山野草を見つけながらの散歩ものんびりできて良かったです。 ゆっくり回ってさすがにくたびれてきたばあちゃん達と合流、さて、出よう というとき 入り口横の大きなディスクオルゴールに気がつきました。 2時間おきに演奏があるそう。「あと10分だし 待っていようか」 と言っていると 係の人が「いいですよ 今回します」と私達のためにオルゴールを動かしてくれたのは嬉しかったです。 お昼は すぐ近くの有名店 自然薯料理専門店 茶茶へ。 残念だったのは入ってすぐ「茶々専用パラミタミュージアム割引券」を発見してしまったこと。 順番、逆にすれば良かったんだ・・ 遅くなってすっかりお腹が空いていたのですが 名物のとろろご飯はかなりの量。 それでも口当たりのいいとろろはずるずる入っていくので 気がついたらすっかり芋腹。 お腹いっぱいで苦しかったけど みんな結構がんばって食べていました。 ここのとろろご飯はオススメです。 量を覚悟してくださいね。 「珍しいもん見せてもらってよかったわぁ」とばあちゃんず。満足したようです。 帰り道もなんだかんだしゃべってました。 お疲れさま。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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