カテゴリ:学童保育
先日、県立の大きな公園へ遊びに行ってあ然。
沢山あったはずの木製遊具がほとんどなくなっていました。楽しみにしていたのに・・ 相次ぐ遊具の事故の影響でしょう。 一昨日も事故があったばかりですし。 でも管理しきれないからと一律撤去するんじゃなくて 一部は残すとか修理とか 何らかの方法はあったでしょうに・・ 子供が思いっきり遊べる場がどんどん少なくなっていく気がします。 他の学童の先生からこんな話も聞きました。 その学童近くの公園のことで 地域の老人会代表と言うおばあさんに怒鳴り込まれたというのです。 いわく「学童の子どもたちが公園で球をしていた。球を使う危険な遊びは禁止と学校を通して言ってあるはず。老人と小さな子どもたちの憩いの場がなくなる。遊ばせないで欲しい!」とかなりの剣幕。 結局、野球をしていた子どもたちは学童の子供ではなかったのですが、 「今時、小学生が群れて外遊びをしているのは珍しいから 子供の集団=学童の子供 と思い込まれているのよ。」とその先生は苦笑い。 でも なんだか変な話。公園は誰のもの?って思いました。放課後の数時間のことでしょうに。 「老人会は公園の草抜き等管理もしているのよ」とも言われ、 それでは とその学童の5,6年生で週一草刈りをしよう とはじめたのですが 今度は「草刈りは年寄りの楽しみだから手を出さないで」と言われたとか。 お茶やお菓子を持ち寄っての作業を楽しんでいるお年寄りも多いそうですが せっか子供達が話し合って決めたのに やる気が気の毒。 子供は小学校の校庭で遊んでいればいい ということでしょうか。 うちの学童でも 子どもたちは思いもかけない遊び方をして ひやっとさせられることがあります。 学童期という遊ぶことが大事な時期に 思いっきり冒険遊びもさせてあげたいのですが なかなかそうもいきません。 「あぶなーい」「やめなさーい」「そっちは行っちゃダメ」など 怒鳴ってばかりの毎日です。 先日、みんなで公園に行ったときは 男の子達が滑り台の柵の外をふざけて伝い歩きし ひとりが落ちてしまいました。手が出ず顔から落下してしまったので 鼻血と口の中を切って出血。 あわてて冷やしたらそのうち血は止まり 本人も泣きやんで遊びだしたので安心していたのですが 数時間後、お母さんがお迎えに来た頃に口の周りが黒く腫れてきたので びっくりされて「どうして早く知らせてくれなかったのか」とお叱りを受けました。お母さんの気持ちを考えると当然ですが・・ この場合は遊具には全く不備はなく 遊び方の問題。私達の管理不行き届きです。 ただ、子どもたち全員をずっと監視はできない というかしたくはありません。 もちろん命に関わる危険は避けなければなりませんし 気は配っていますが 私自身が子供の頃のことを考えると 大人の目の届かないところで わざとちょっと危ないことをやってみたり スリルを楽しんだり そういう遊びが何より楽しかった記憶があります。 いまの子どもたちにもそういう気分を味あわせてあげたい とも思います。 でも 難しい・・ うちのベテラン先生は木登りに水遊びや泥遊びなどかなり大胆な遊びを一緒に楽しむのが上手です。 責任もリスクも丸ごと引き受ける度量と経験がある人で 私も子供達と一緒に楽しませてもらうことも。 でも その先生は最近お休み中。なので最近は学童の敷地より外は「行っちゃダメ」となりがちです。 こどもらしい遊びもさせてあげたいのですが なかなか思うようにはいきません。 のびのび遊んでほしいと思う反面、「あぶない」「やめてー」「ダメー」と言ってばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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