前の日記の後日談 とでもいいましょうか。
初めて自主的にたっぷりお手伝いをしてくれた息子の話を聞いて 父ちゃんも感心。
「息子の好きなもん食べに連れて行ってやろう」という話になりました。
その実、自分が行きたかったからみたいです。
本人の希望を聞いたら「○○食堂の卵焼き」。あちこちにチェーン店のある今時の定食屋さんです。
そんなんでいいならと家族でお出かけしたのですが その前に図書館に寄ったのがまずかった。
やがて、息子が「車酔いした~」。 もぅ 酔いやすいのに車の中で本なんか見るから!
少し休んだら良くなったようなので○○食堂へ。
息子も「卵焼きと磯部揚げが食べたい」なんて好きなおかずを選んでいたので安心していたのですが、会計を済ませ いざ「いただきます」の段になったら「やっぱり食べたくない」と言って お店の長いすに横になってしまいました。
仕方なく3人で食べ始めたところ 息子がむくっと起き上がり、「気持ち悪・・」と言い終わらないうちに
げろげろー!
床に甘酒をぶちまけたようになってしまいました。 うわー! 食べる場所でなんてこと!
周りの人に謝りつつ あわてて雑巾を貸してもらって席に戻ると 息子は第2弾、第3弾のマーライオン というか波動砲の最中。
私たちのテーブルの下は甘酒状の海。
一部隣の席まで飛んで そこのおばあさんを避難させてしまいました。
そして広がる酸い臭い・・ 食事中の周りの人にも申し訳なくて いたたまれなかったです。
息子は父ちゃんに車まで連れて行ってもらい とにかく拭きました。
雑巾数枚では足りません。
お店の女の子がバケツを持ってきて 笑顔で処理してくれたのは感心するやらありがたいやら。
紙お手拭も使ってすっかり拭き取り 消臭アルコールを吹きつけて何とか収まりましたが、娘はその間、ずっと鼻をつまんで 椅子の上で固まっていました。
隣席のおばあさんに謝ると「小さい子は急に吐くこともあるわよ」と言ってくださいましたが 店中の人、すみません。・・ あの食堂、しばらく行けません・・
お持ち帰り容器をもらっておかずの残りを詰め、車に持ち帰ると、元気に遊んでいる息子が。
「全部出たら すっきりした。お腹すいたからその磯部揚げちょうだい」って涼しい顔。
むかーっ。 人の気も知らないでー!
車酔い息子を連れて入ったのが悪いのですが、あんな吐き方をするとは思いもよりませんでした。
本人には・気持ち悪くなったらすぐ言うこと ・できるだけトイレに行くこと など言い聞かせました。
ご褒美の外食だったはずなのに 家でぐったり気分で冷めたおかずを食べることに。
息子に「車内読書厳禁令」が言い渡されたのはいうまでもありません。