今日の学童のおやつはみかんとひとり一羽のとりがらでした。
鶏屋さんがたまに
鶏ガラをどさっとくれるので 大鍋でまとめてゆでて塩を振るだけですが これが意外に人気。
骨を外してついている肉をこそげたりしゃぶったりして食べるのですが なかには「フライドチキンよりうまい」と骨の髄までむしゃぶりつく子も。
引いてしまって口をつけない女の子もいますが、鶏ガラを楽しみにしている男の子達は 骨格標本のようにきれいに骨だけ残します。
なんこつばかり集めて食べている子もいます。
机の上に鶏の形そのままの骨がごろんごろんしている様子はちょっとグロテスクで
早めにお迎えに来たお母さん方にはびっくりされるんですけどね。
ゆで汁は旨みとコラーゲンたっぷりのとろとろ濃厚スープになっているので カレーを作ると美味しくて栄養たっぷり。 明日のおやつはシチューです。
山育ちのベテラン指導員さんのおかげで うちの学童はたまにほかの学童では考えられないおやつが出ることがあります。
今の季節は畑の堀りたて大根をいただけるので 細く切ってマヨネーズを添えただけの大根スティック。 みんなバリバリ食べています。
秋は神社で取ってきたしいの実を炒ったり、
田んぼで集めたイナゴを
佃煮にして出すこともあります。
さすがに拒否する子もいるけど「食べたい子だけおいで」と言うとわっと寄ってきて 好きな子は「香ばしくて美味い」といつまでも食べていたりします。
先日は掘ってきたクワガタの幼虫を丸焼きに! ベテラン先生は「懐かしい味だから食べてごらん」って喜んで勧めていたけど 希望者数名のみしか当たりませんでした。美味しかったようです。私は食べれなかったけど
蜂の子と同じようなもんかな。
ゆで鶏ガラは余ったので家にも沢山もらって帰りました。
娘も夕食前のおやつ代わりに食べていたけど ダンナが「そんなグロテスクなもん 食卓に出すなっ」ていやがりました。
なので 猫のまるけに払い下げ。
思わぬご馳走に フガフガ言って 骨ごとほとんど食べてしまいました。
だけど食い散らかすので 床はもっとグロテスクな事になってます。