カテゴリ:温泉 旅行
牡蠣の旬は「Rのつく月」なんて言います。西洋での言葉ですが、日本では「お彼岸からお彼岸の間」とも言い「花見を過ぎたら牡蠣を食べるな」ということわざもあるそうです。
でも、実際は 牡蠣が一番美味しいのは3~5月頃なんだそう。 春になり海水温が上がってくると、牡蠣のエサになるプランクトンが多く発生し、夏場の産卵の準備のため たくさんエサを食べ、牡蠣が太るらしいです。 なるほど。 今が一番いい時期なんですね。 私とだんなは牡蠣が大好き。 毎年一度は食べないと落ち着きません。 伊勢志摩は牡蠣の美味しい産地があるので 毎年のように出かけています。 今までは鳥羽の浦村へ行って、悠季の里の牡蠣懐石を食べたり、よしかわ海喜園にお泊まりしたりしましたが 今年は志摩市の的矢に行きました。 的矢牡蠣といえば清浄ガキの老舗として有名です。 思い切って昔から牡蠣で評判の旅館 橘にお泊まりすることにしました。 旅館 橘は昔からのお宿 ということで 建物・設備は古めです。アウトトイレは今時珍しいかも。 でも部屋の外に広がる海の景色は素晴らしく、特にお風呂の窓一杯に広がる海は開放感たっぷりです。 期待の食事は部屋食ではなかったので食堂かな? と思ったら仕切った大広間貸し切りで、広ーいお部屋の中央にお膳が5つ。 思いがけず贅沢な空間での食事でした。 生ガキは苦手 という名古屋のばあちゃんも一緒だったので 事前に「一人分だけ牡蠣以外のメニューで」とお願いしたら 快く引き受けていただいたおかげで、焼きガキ、牡蠣フライ(絶品!)などの牡蠣づくし二人前に、刺身盛りや焼き魚といった違うメニューが並ぶお膳、盛り沢山の子供料理が二つ とバラエティ豊かな食事となりました。 味は期待以上! とても美味しかったです。 さすが的矢ガキ。味が濃く 新鮮で素材がいいと違いますね。 子供メニューはエビフライやハンバーグの定番メニューに 海の幸が付いて 少食の息子にはやっぱり多かったみたい。 お刺身は私が食べてしまいました。どれもこれも新鮮。 こんな美味しいものを食べないなんて・・子供には勿体ないかも。 ばあちゃんの方の料理もちょこちょこ手を出したりで 本当に色々な海の幸を堪能できました。 大満足の夕食でしたが さすがに食べ過ぎ。生まれてはじめて胃がパンパンの感覚を味わいました。 く、苦しい・・ ふとんで動けなくなった私に家族は苦笑い。 我ながら食い意地張りすぎ。情けない・・ こうなると外の寒い和式トイレはちょっとこたえますね。 娘が一人で行けない(ドアが重くて開けられない)ので付いていかなければならないのも不便でした。 ま、出したらあとはぐっすり。子どもたちは寝苦しかったそうですが、私は一人で寝ちゃって知りませんでした。。呆れた母ちゃんです。 翌朝、日の出風呂を楽しんだら すっきり。 お刺身つき朝ご飯にはびっくりしつつも 美味しくいただきました。 一年分のカキを食べた気分です。美味しい牡蠣を食べてしまうと スーパーのカキは水っぽくて・・ しばらくカキはいいかも。 的矢ガキは楽天でも売っていますが、やっぱり高級品。 上げ膳据え膳で何よりの贅沢をさせていただきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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