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生活共感プロデューサー越後啓子

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2009.02.26
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カテゴリ:講演会


昨日、技術者の創造性開発のセミナーで、お話させていただきました、「はじめ・・・」(笑)だけ掲載します。




昨年まで、資生堂の国際マーケティング部というところで、月一度、研究会をしておりました。

「女性の創造性」というテーマで、代表の廣野が講義しているときに、ある女性社員から質問を受けました。

「男性の創造性とはなんですか?」という問いでした。

珍しく、廣野がたじたじとなったのを、今でも記憶に残っています。

急きょ、翌月の研究会は、「男性の創造性」というテーマで開催。

参加者の男性も増え、あらら、結構いらっしゃるのだと思いました。



さて、どうして女性技術者がノーベル賞を受賞できないのでしょうか・・・

女性の研究者のことを、企業経営の上で、本気で考えている方はいらっしゃいますでしょうか。


技術のベクトルは、軍事です。


これからの技術は環境技術の発展が必須であり、軍事技術ではありません。


女性の技術者は、殺傷兵器は作らないでしょう。


母性は・・・女性の技術者は・・・地球を救うと考えています。



男性と女性には根本的な違いがございます


男性は、基本的にも、本能的にも縄張り意識が強いです。

これはもうDNAですからね・・・。

女性はというと、巣づくりです。

縄張りの中で、安心して巣づくりをします。

しかし、女性は、その巣に他の者が侵入してくると命がけで守り、戦うことはあります。



今の研究者の仕組みは、男性は創造性、女性は縄張りの中で、実験検証に精をだす。

ルーチンをしたくないのが、男性ではないでしょうか。

また女性とは、安心な場所、巣を与えられるとやる気がでてきます



しかし、口の悪い下品な上司など侵入するものならば、攻撃していきますが・・・・


あなたの商品を創りました・・・というのが男性

女性は、


私のための商品を創るのです。


ガーデニングも、女性は小さな窓でも、バルコニーでも、ささやかなガーデニングを楽しみます

自分のためです。

男性は人に見られるガーデニングには力を発揮します。



さて、今回来日したヒラリーは見事にオバマ大統領の下請けになっていませんでした。

ご自分の言葉を持ち、女性の創造性を活かし毅然と外交されるヒラリーさんには、


個人的にも新しいヒロインの誕生と期待しています。





地球環境を中心とした、技術立国は、女性技術者が中心となっていくのではないでしょうか。


女性ジェンダーが活躍するのは、これからです。


地球の温暖化とか、環境破壊とか騒いでおります。


私も昨年、洞爺湖サミットで公式上映された環境映画「KIZUKI」をプロデュースし、来年の上海万博での上映も決定いたしました。



しかし・・・


地球の危機は、環境問題だけでしょうか


アメリカのイエローストーン国立公園は世界最大の火山がございます。

噴火すればハワイ山の60倍もの猛威だそうです。

ここが爆発したら地球はアウト


また、地球の歴史は、氷河期との繰り返しです。

地球がホワイトボールになる時期もくるでしょう。


地球圏外ウイルスの恐怖・・・隕石の衝突・・・


私たちが生きていなくとも、間違いなく、地球は滅亡に向っているのです。

地球は必ず滅びるのです・・・





しかし、それでも


地球を、


子どもたちを




救いたいという強い思いは、



まさに母性・・・・


マザリングではないでしょうか・・・


母性の根本原理がここにあります。



その女性の研究者、技術者にスポットライトが当たる時代は間違いなく来ていると思います。






************************************

海からの贈り物・・・


「人間は、一人一人が孤独な島である・・・」


「しかし・・・・同じ海にいるのです」



私は、自分を「孤独な島」だと、ずっと思わず、恵まれた人生を送ってこれました。

しかし、あるとき、「孤独な島とは」、「同じ海とは」・・・・


初めて「問」を感じたときから、人生が変化していきました。


知ろうとしてからでなく、知ることから始まっていることが、気がつかないうちにたくさんあるのだろうと思います。


「教養」とは・・・


「同じテーマを、どんな経験者であろうとも、年齢性別あっても、その人に応じて話ができること」




学歴もあり、優秀な、教育者になるよりも、


海のような、懐の深い、教養者になりたいと思います。





海は母の愛によくたとえられますね・・・・












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Last updated  2009.02.26 13:25:55
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