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生活共感プロデューサー越後啓子

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2009.08.12
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カテゴリ:出会い

先日、久里氏と、続けて飲み会(やっぱり/笑)をしました。


彼は、経歴も、血筋も、サラブレッドな映画プロデューサーです。

なによりも、心根の純粋な情熱が感じられ、たぶん、そのおかげで一瞬にして自分の緊張感が消去されたようです。


(この業界では、かなり敵視されたことがあったので、トラウマになっていました←嘘!開き直ってグレていました←正解!)



正直、この業界でこのようなプロと出会ったのが初めてで、なんだか嘘?みたいな、本当?みたいな、複雑怪奇な心持ちで、久里さんのお話に魅了されながら、お酒も進んでしまいました。


年をとったのでしょうか・・・

時折、うるっと・・・

必死こいて我慢我慢・・・・(笑)


初めて告白しますが、素人が6年前、この世界に無謀にも、いきなり飛び込んで、なーーーんにもわからない所で、(わからないから良かったことの方が多かったけど)


唯一、助けてくれた「本」がありました


「映画のスタッフワーク」という、当時の私のバイブルになった本です


その著者である兼山錦二氏ともご交遊があるお話を聞き、一人、あの頃の必死さを思い出しながら久里さんのお話をじっくり聞かせていただきました。


人の出会いには、いろいろあると思います

人脈の乱用の話を前回しました。


極論を言えば、


乱用して自分だけうまく行く人、乱用されてトラブルになる人・・・


でも、アンテナの同じような人たちが、集合するだけですので、どうぞご勝手に・・・が本心です。



出会いは「運び」で「魅き合い」です。

それは、自然のようで、偶然のようでもありますが、「必然的」なのだと思います。


自分の「志」がどこにあるかで、同じような「志」が引き合っていき、

それは「響く」こと、「響き逢う」こと・・・なんだろうと思います。

「響」は長年積み重ねてきたもの、持って生まれた特質でもあろうかと、そしてDNAからでもあると思います。



お役に立つことは、大事だけど、お力になってもらうことも大事です。

体験してきましたが、お役に立つことで、こちらが救われていることも多いです。



ですから、パワー度は同等なんだと思っています。


家族のために・・・という思いが自分を助けたという話はたくさんあります。


条件があるとすれば、ベクトルは同じところである人同士ということでしょうか・・・



ただ、このベクトルは人の成長に応じて変化していきますので、進化の激しい人は、どんどん先にいってしまい、残された人は理解できなく、これを問題化していくことは多くあります。

先に行く人、そこに居る人が間違っているとか正しいとかではないところでしょう・・・

しかし、そのままの人は、それはそれは大慌てして、怒ってきます(笑)


先に行く人の特徴は「言い訳をしない」「正当化しない」「黙って去る」のだそうです。

なにを言われようが、悪者になろうが・・・


これは、私がある大きなイベントで、とても心痛めていたときに、ボスが教えてくれたことです。


もともと黙っているということができず、すぐ自分を正当化(無意識)し、よけいなことを言い過ぎてさらに「こと」を大きくしていた自分に、気づくきかっけになりました。


さらにボスは「悪者に成りなさい」とまで・・・・・(笑)


正義感(自分勝手な)強い江戸っ子としては、かなりきつい指導でした。


話は戻って・・・・・



「産業としての映画はを育てるためには、いったいどうした良いのか?」

そんな「問い」から久里教授たちがNPO法人をつくられました。



私は、作品を作るだけが目的だった過去の仲間たちとの別れは、寂しいものでしたが、自分のいる場所でないことに、早々に気づいたことは正解だったと確信しています。


久里さんたちは、この視点から研究開発にまずは尽力し、日本は遅れている、この産業の欠落した部分に立ち上がりました。


日本の映画産業が、ある時から、視点をそらしてきてしまった、とてもとても大切な「愛」の部分です(笑)

映画という商品を売り、利益を得るための分析、映画という商品を世界市場に送り出せる研究開発、人材育成教育機関の充実、そして、その実践の場としての環境作りを真剣に取り組もうというものです。

未来を考えることは「愛」だと思います。

研究、開発、教育、行動の4点を目標に設立された法人は、心から期待をしたいと思います。


今後とも、目が離せません。


機会がありましたら、詳しい活動もここで、お話できればと思います。



(写真は、来年公開のティムバートン監督の「不思議の国のアリス」から)






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Last updated  2009.08.12 09:17:24



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