テーマ:洋楽(3396)
カテゴリ:Music
最近はすっかり電話をかけると「いま、どこ?」という質問を受けるようになったが、今日はCTの自宅。夕方マンハッタンを出た頃はまだ雨だったのが、電車を降りてCos Cobの駅を出た頃にはみぞれ交じりの雪に変わっていた。
昨日憂さ晴らしに久しぶりにグリニッジ図書館に寄って、CDを物色。大漁旗でも掲げたいぐらいの好調振り。2-3週間ぶりだったからかもしれないが、恐らく新年に入って新譜が大量に入荷されたからもあるだろう。米国を離れる際に一番名残惜しいもの筆頭は間違いなくこの図書館だ。 その中から昨年10月に発売されたLindsey Buckinghamの”Under the Skin"。確かMojo誌の昨年のランキングでも健闘していた記憶がある。 この人との出会いは勿論Fleedwood Mac時代の”Rumour"に遡る。当時はPunk Rock全盛期で私も髪型をそれらしくしようとしていた(つもりが単なるスポーツ刈りだったりして)。そういう時代だったから彼らの音楽には違和感があり、まるではっぴいえんどを否定する内田裕也のごとく無視に近かった。 今考えると若気の至りとしか言いようがないが、彼のギターは当時からバンジョー奏法をベースとした独特のフィンガーピッキングでロックっぽく無いと思い込んでいた。ロックはスタイルでは無いのだとわかるようになったのは年齢を重ねたお陰です。 Floodwood Macの活動は2003年の”Say You Will"が最後で、ソロでは2005年にあの映画”Elizabethtown"で一曲提供。このアルバムは彼の57歳を記念するアコースティックアルバムで、ソロアルバムは何と14年ぶりである。ほとんどの曲を彼一人で演奏している。Stonesの”Aftermath"収録”I Am Waiting"もカバー。こういう歳を取り方は理想的だ。 彼のオフィシャルサイトは Lindsey Buckingham お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 4, 2007 01:39:39 AM
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