Walk on the Wild Side

先週の英国は結構寒かったが、その代わり素晴らしい朝焼けに出会ったりして少し得をしたような気がする。

行きのBA機のエンターテインメントでは、ドキュメンタリーがロキシー・ミュージックとピーター・グリーン。前者はイーノの初期のファッションがやはり凄いのと、後者はグレートフル・デッド仕込みのLSDでフリードウッドマックが崩壊した様子がわかって面白かった。フリードウッドマック崩壊前の緊張感あるリフはNoel Gallagherも一押し。Brian Ferryに比べるとBrian Enoの方が歳の取りかたが上手かったな。

宿泊先のSouthportでは”Forge Brasserie"というNew Orleans調のSeafoodレストランを発見、これはなかなか雰囲気も味も良かったが、”Japanease Seafood Medley"というメニューはちょっとJapaneseというのはどうかと思うけど。

トラブルがあってやっと届いたPaste MagazineのBest of 2008第一位はM. Wardと女優のZooey DeschanelのデュオShe & HimのVolume One。同Magazineの表紙をも飾っている。NPRの年間ポールでは第十一位だったが、これがなかなか可愛らしいガールポップのような雰囲気で良いし、M. Wardのギターが心憎い。



二人はともにカリフォルニア育ちで十代の頃にラジオでよくかかっていた、Les Paul and Mary Ford, The Ronettes, Nina Simone, Chet Atkins, Linda Ronstadt, the Carter Familyなどの雰囲気をこのレコードで表現したと言う。

彼らの所属するMerge Recordsのサイトは
Merge Records