Walk on the Wild Side

二ヶ月振りの英国では一週間缶詰状態で、できるだけ食べ過ぎないように注意したものの運動不足でブロイラー状態。一方15ヶ月前に集まった仲間との再会は何とも言えない仲間意識があり心地よかった。

行きのAir Franceでアカデミー賞受賞作”Slumdog Millionaire"、帰りは”Chageling"を観る事ができた。



前者はスラムのインパクトの強い生活、マフィアの超現実的な子供への調教、そして数々の経験に基づく知識とクイズが調和する様子、最後のHappy Endな終わり方とローラーコースターのようでありながらも全体的にはちょっと出来すぎか。インドのスラムはこんなものでは無い、という批判もどこかに出ていた。

後者の方は監督、役者の上手さを感じるものの、こちらも「カッコーの巣の上で」のような精神病院での恐怖も、実話であるという事実を知らないと、それほど恐怖も感じ無いかもしらない。一方実話であるという事実と、役者以上の役回りを演じたであろう人間を想い起こすと恐ろしい。事実を事実で無いように捻じ曲げていくかについては誰も他人事では済まされない。

Slumdog Millionaireは
Slumdog Millionaire
Changelingは
Changeling