テーマ:洋楽(3357)
カテゴリ:Music
久しぶりに天気が良くなって心地よい。芝刈りはまだまだかと思っていたが、よく見ると、芝に穂が出始めているのでこぼれ穂にならないようにそろそろ芝刈りが必要と判断、手動の芝刈り機を購入。
米国時代は先輩から譲り受けた電動芝刈り機を二機所有していたこともあるが、結局自分の庭では無いのでなかなかやる気にならなかったが、自分の庭となると気合が違う。 数ヶ月前から何度かNHKの衛星放送でも流していたBBCの”7 Ages of Rock"がなかなか入門編として丁寧で、よく出来ている。そういえば以前”Stadium Rock”編をBAの機内放送でも見たことがある。 第一回の”The Birth of Rock"では、The Rolling Stones, The Who, The Kinks, Yardbirds, Cream,Bob Dylanが登場。当時の演奏の様子と共に、色々面白い話が当事者達から語られている。 The AnimalsのEric Burdonが「米国のゴミ箱に入っていたブルースやR&B音楽を英国人が拾ってきてロックに仕上げた」と言っているは的確に当時の音楽事情を語っている。The WhoのMy Generationでの吃音について、欲求不満の象徴として意識的にああいう歌い方をしたとRoger Daltreyが言っている。 YardbirdsのChris DrejaがCreamの結成について、「(うまく行くのが不思議なぐらい)興味深い組み合わせ」と言っているのも笑える。当のJack Bruceも、「単にベースプレイヤーで一番有名になりたかった」とエゴイスティックなゴールを吐露。薬漬けでJazz好きだったGinger Bakerは、「Mick Jaggerなんていつも虐めていたんで怖がってたよ」と変人振りを嬉しそうに語っている。 一番興味深かったのは、当時のMusician達が雨後の竹の子のごとくいるバンドの中でいかに目立つことを意識していたかという点。Roger Daltreyは「Montreyでも他の連中がPeaceだ何だって言っているのには全く興味無かったし、自分達は音がドデかくて完全に浮いていた」、「ギターを壊すのは時間がかかったけど、ビジュアルに目立つには大切だった」と語っている。彼らのしたたかな戦略を感じる。 余談だが字幕の翻訳家はこの当時の音楽に知識が無いのか、大切な訳語(例:Mods)を抜かしている点が気になった。監修の方も十分にチェックしきれていないということだろう。当時をよく知るPeter Barakanと後から学習したであろうMarty Friedmanはやりとりがちぐはぐなのに無理にまとまっているのが不思議。 BBCのサイトは 7 Ages of Rock お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 9, 2009 02:01:55 PM
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