テーマ:洋楽(3394)
カテゴリ:Music
近所の図書館で「ロバート・フリップ-キング・クリムゾンからギター・クラフトまで」を借りた。
昔のロッキン・オン誌では架空インタビューというのがあって、必ずロバート・フリップはちょっと意地悪な「....という意味かね」といった相手を軽蔑するような口調で話すように表現されていたが、この本を読んだり、最近YouTubeなどでのビデオで実際に話をしている様子を見ていると、まさにそのままというか、相当偏屈で変わり者であるらしい。 そのロバートフリップが休業明けの1977年に「ピーター・ゲイブリエル2」とソロアルバム「エクスポージャー」と合わせて三部作と位置づけていたのが、このDaryl Hallの”Sactred Songs"。 77年はDaryl Hall & John Oatesが76年の”Sara Smile"や”She is Gone"のヒットに続いて”Beauty On A Back Street"を発表した年と同じ。このロバートフリップとの共同作品はあまりにそれらと路線が違ったため、RCAと彼らのパーソナルマネージャーが発売を拒否、その後フリップはRCAと戦い、結局79年になってやっと発売。 発表当時のフリップの発言によると「制作完了と同時に発表されていたら、ダリルはボウイやイーノと同じカテゴリーに考えられていただろうね。今頃やっと出ても、インパクトはまるでないね」。今聴いてみるとそれほど斬新には聴こえないが、当時の流れから考えるとダリルは相当野心的だったのだろう。 久しぶりにギターを手にとって、”21st Century Schizoid Man"をなぞってみたが、とてもあの速さでは弾けそうに無い。フリップが言うとおり「身体とパーソナリティ、精神の結合」が無いと無理ということか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 13, 2009 12:31:44 PM
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