テーマ:おすすめ映画(4070)
カテゴリ:Movie
今日から英国。いつものように行きのBAで映画を観る。
まずは一度ご紹介した"It Might Get Loud"。それぞれのギタリストの素性の違いがわかって面白い。特にJack WhiteとEdgeのギターに対する姿勢は好対照。Jimmy Pageのレコードコレクションが凄そうで、嬉しそうに古いEPをかけていた。ところで最後はなぜ”Weight"で終わったのだろうか。Jack Whiteは年下だから「嫌だ」と反対できなかったのかな。ハーモニーをあの声でやっていたのが笑うけど。 二本目は”Taking Woodstock"。町おこしと両親のモーテルの借金返済のためにコンサートを呼ぶ許可をもらった主人公が気軽に呼んだのがあのWoodstockコンサート。例のWoodstockに出てくる現地住民やら農場の貸主やらも出てくる。青春音楽モノとしては今ひとつエピソードが盛り上がらないし、サウンドトラックも売れそうな感じがしなかった。 三本目が、Corporate FreudというかAnti-Trust Policyモノで米国人から先に紹介されて興味を持っていた”The Informant”。これ本当に、あのMatt Damonだよな、というぐらいの変装で登場する彼の密告で、FBIが秘密捜査を開始する。やっとのことで成功したように思えたのだが、これがとんでもない展開に。Justiceという概念がいかに独りよがりかをおちょくったという点では面白いが、スリルを感じるには至らないのは、脇を固める俳優の演技が平凡だったからか。 最後が今回のお勧めで、BAもBest British Movieを冠していた”Damned United"。Leeds Unitedの名監督Don RevieがEnglandの代表監督になるため、それを継いだBrian Cloughが弱小チームであったDerby Countyを一部リーグの一位にまで押し上げる様子とLeeds Unitedを短期間で追われるまでの様子を描く映画。 昔はこういった下克上があったのですね、英国フットボールでも。Biran Cloughは結局コンビだったPeter Taylor無しでは実力を発揮できないことを失敗から学び、その後再び二人三脚でNottingham Forestを一部リーグに引き上げUAカップを二度連続優勝に導く。一方好対照に名声を得ていたDon Revieは英国代表監督でうまく行かず、その後UAEでスキャンダルにまみれ失脚。良いManagerとは何かを考えさせる映画です。Brianは数年前に亡くなり、今は息子のNigel CloughがDerby CountyのManagerになっていると英国人が教えてくれた。 Damned UnitedのOfficial Siteは The Damned United お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 15, 2010 04:10:26 PM
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