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今週の英国は、総選挙開票直後で始まり、連立政権の模索、突然のBrown首相の辞任、直後のCameron新首相の誕生となかなかダイナミックな動きが続き、BBCのNewsも政治関係が多かった。果たして若干43歳の歴代最年少首相はこの難局をリーダーシップを発揮して乗り越えられるのか、が英国民の最大の関心事だ。
昨晩ホテルのTVでやっていたのが2004年作の”Flight of the Phoenix”。以前にも同じチャンネルでやっていたことがあり、その時も印象深い映画だとは思ったが、二度目も面白かったのでご紹介したい。 モンゴルのゴビ砂漠の石油採掘所が突然の閉鎖命令を受け、全員が旧式の双発双胴輸送飛行機で撤退することになる。失意の中、巨大な砂嵐に見舞われ、飛行機は不時着し大きく破損。ただ救援を待つしかないが、やがて採掘所をコスト理由で閉鎖した会社が救援に来るはずが無いことを知る。ところがたまたま乗り合わせた乗客の一人が、破損した飛行機を飛べるように出来るという。一抹の希望に託すことになった生存者は、不安の中元気を取り戻していく。 危機の中、最初は「待つ」という結論を出そうとしていたパイロットが、やがて飛行機再生に賭けて行く心境の変化。飛行機を再生することができると豪語する乗客がその能力を笠に着て傲慢な態度をとり始める。限りある食料を自律ルールに合意して皆で生き残ろうとする点、等命を賭けたリスクマネージメントが随所に見られる。幾度と無く見舞われる新たな危機で落胆するチームを粘り強く説得するパイロットにリーダーシップの原点を見る。 1965年の「飛べ!フェニックス」のリメイク作らしく、原作も観て見たいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 14, 2010 01:44:44 PM
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