カテゴリ:Music
なかなか出入りの激しい一週間。月曜と火曜は東中野へ行く機会があり、火曜の晩は東中野で打ち上げの後、そのまま真面目な会合に出かけ、水曜は新橋のビーフン東の後、ロックバーのSleep Walkへ。そして金曜は友人の米国人のバンド、MoonshotsのLive。
ビーフン東は以前大学時代の仲間との宴会で訪れて以来。同行者はえらくチマキの味に感動していたが、当然ビーフンが売りで、季節の干し海老のビーフンがやはり美味しかった。一つの料理をわざわざ二人分に綺麗なお皿に振り分けてくれたり、心遣いが決め細やかなお店でもある。 ビーフン東 その後行ったロックバーSleep Walkはマスターが良い人で、こちらの会話にも上手に絡んできて、音楽談義が花開く。メニューと並んで、リクエスト用のメニューがあって、60-70年代の特に西海岸系、ブルース系が多い。Jess Ed Daviesでも良かったのだけど、結局Derek Trucks参加後の「象」のジャケット、”Hittin' the Notes"をリクエスト。正直いまやNetで音楽が蔓延している現代でロックバーが成り立っているところにまずは感動。愛する音楽への意地もあるのだろう。 Sleep Walk Moonshotsは、実は仕事の関係で知り合った米国人Andrewのバンドなのだが、同じ年齢だったこともあって、意気投合。日本人がイメージする典型的な米国人(を演じる?)Andrewが、テキサス出身のギタリストSteveとデュオで始めたバンドで現在はドラムス、ベース、パーカッションの5人編成。音は、ルーツロックをベースにブルース、カントリー、テックスメックスという、米国では珍しくないが、日本ではかなり珍しい音。ギターとリズムセクションがしっかりしているのと、パーティーバンドとしての経験が豊富なのか客の乗せ方を知っている。後半のカバーは、ストーンズ、CCR、レイナード・スキナード、キンクスと幅広いが音はすべてすべて一貫している。先ごろCDをプレスしたところで、会場ではバンドメンバーがサインをしていた。ライブを久しぶりに見たことで少しギターを触って見たい気がしてきた。 Moonshots ということでMoonshotsのバンドのライブを見た後帰る電車の中、IPodで最初に選んだのはRoy Buchanan。あのJeff Beckが”Cause we've ended as lovers"を捧げたのがこのギタリストであったことで有名だが、本人は88年に自殺している。港図書館で借りたこの”In the Begining"は彼のアルバムの中でも地味なものだが、十分に彼のギターの特徴は堪能できる。テレキャスターを手にして弾いてみたくなる、そんなアルバムである。The BandのRobbit Robertsonは言わば彼の弟子。AustinでのLiveがDVDで発売されているようなので早速取り寄せることにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 29, 2010 10:31:18 PM
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