Walk on the Wild Side

この連休は猛暑が続き、今週もずっとこの気温が続くと言う。朝から日差しがきつく、ついに二階の東側の窓に車用の反射スクリーンを設置したところ、かなり朝の強い日差しに効果を上げている。外から見るとあまり格好の良いものではないが、実用的なのは間違いないので、猛暑対策にはお奨め。

レコード・コレクターズで60-70年代日本のロックベスト100を選出しているが、編集者がいみじくも言っているように、ここまではっぴえんど・ティンパンアレイ系が上位を独占するのは現代から見た評価であるからだろう。確かに普遍性に重きを置くとこの評価も致し方ないのだが、同時代で聴いた自分にとっては（恐らく他の方にとっても）、当時のレコード会社のPR度合いや所謂売れセンの音はそういうものではなかったのだから違和感がある。

またレコーディングには成功しなかったものの、関西組ではソーバッドレビュー、アイドルワイルドサウス、ディランセカンド、ウエストロードブルースバンドなど魅力があったバンドはあったが、レコードランキングでは浮上しようが無いのが残念だ。



さて金曜日のMoonshotsのレパートリーからもう一曲。Stealers WheelのStuck in the Midle。92年にタランティーノがReservoir Dogsでのこの曲を効果的に使ったことで有名になったが、Stealers Wheelは何とスコットランド出身の列記とした英国バンド。当時CSN&Yへの英国の回答と言われてたらしい。プロデュースは”Hound Dog"を書いたJerry Leiber とMike Stoller。メンバーの一人であるGerry Raffertyはその後”Baker Street"が大ヒットしている。

この曲の腑抜けた感じはなんともLaid Backしていて、すばらしい。Cheryl Crowの”All I wanna do"は明らかにこの曲にInspireされている。

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Stuck in the Middle