Walk on the Wild Side

土曜日の７時過ぎに豊田に向け出発するも、大渋滞で到着したのは午後2時過ぎ。食事を終えて一眠りた後、再び自宅まで新幹線で戻る。翌朝5時半に再び成田からフランクフルト経由でマンチェスターへ。調べておいたから良かったものの、英国は最高気温が20度を切るほどで、過ごしやすいものの少し風が吹くと寒いぐらいだ。

往きのLufthansaは新型エアバスで、驚いたことにBusiness Classは二階にあるのだが、直接二階につながっており、BAのように中で二階に上る必要が無いのは素晴らしい。ただ新しい割りにはそれほど目新しいサービス向上は見られず、シート間が広がったせいか、前方ディスプレイまでの距離が遠く、ディスプレイが大型化していないので画面が小さく見えるのは残念だ。



Entertainmentの映画もあまりぱっとするものが無かったが、その中の一本”The Joneses"という映画はなかなか面白かった。完璧に見える家族が引っ越してきた。しかし実はこれがマーケッティング会社が仕組んだ偽りの家族で、彼らは街中でそれぞれ最新の商品を見せびらかし、実際の売り上げでパフォーマンスの評価を受ける。最初はパッとしなかった父親も母親（実はボス）の指導の下業績が向上、家族はうまく行っているかのように見えるが、次第に綻びが。

現代の米国人がいかに見栄に生きて、その結果個人破産にまで到るかという悲劇も表現。偽家族は仕事と割り切ろうとするが、人を欺くことの抵抗感との葛藤も隠し切れない。いかに虚飾にまみれて傍目には華やかに見える生活も必ずしも本当には幸せに見えない、最後は価値観に従うのが一番という教訓。

Trailerは次のサイトで
The Joneses Official Site