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久しぶりにフライトでひどい目にあった。Frankfurtに向かうべくManchester空港でCheck inした矢先に、Security Alertが出て(爆発物らしきものがSecurityで発見されたらしい)、直ちに全員がTerminal-1から退去を命じられた。
ぞろぞろと外へ出て駐車場で待っていると、既にCheck-inを済ませたもののみ全員Terminal-3へ向かえ、と言う。これ幸いと移動、Terminal-3でSecurityを済ましたが、他の航空会社の客は次々旅立つのにLufthansaの乗客のみいつまで経っても待ちぼうけ。 結局もう一度Terminal-1に戻された挙句、新たにTicketingのCounterで長い待ち行列に並び、二時間かけてやっとフライト変更。幸いにもLondonへBMIで移動、BAとのCode SharingのANAで成田へ。ManchesterでCheck inしたのが朝の8時(日本時間の午後4時)、自宅にたどり着いたのが夜の6時だったので26時間かかったことになる。まさにLongest Dayである。 さて、金曜日にTBSで最終回を迎えた「熱海の捜査官」は結末の不明さまでTwin PeaksへのTribute丸出しで、大変楽しめた。教頭の敷島澪(藤谷文子)、行方不明になった後発見された東雲麻衣(三吉彩花)、ウエイトレスの伊藤奈々子(小島聖)、陶芸クラブの洲崎道代(広田レオナ)と意味深な配役が嬉しい。当然Series 2への期待が膨らむ。 本家のTwin Peaksは今年で20年を迎えると言う。2010年4月号のUNCUTにDavid Rynchがその当時を振り返っていた。当時映画で振るわなかったDavidにTVの仕事の話があった時にも本人は全く興味が無かったという。 ところがHill Side Streetで有名なMark FrostとMeetingを重ねる内に、共にチェリー・ブルーチェリーパイが好物であることで意気投合、アンソニー・サマーズがマリリンモンローとケネディーの関係を暴露した”Goddess"をうまく使えないかと議論を始めた。 ABCがまずパイロットを注文した際も、まだお蔵入りになる可能性から、映画化を念頭に慎重に撮り続けたと言う。結局パイロットを気に入ったABCは7エピソードを注文、90年にそのパイロットが放映されてからは、その反響からさらにMarkとDavidに自由な権限を与えた。 しかしファーストシーズン終了の頃には、DavidとMarkはLaura Palmer殺しの犯人探しのプレッシャーをABCからもファンからも受けることになる。Davidは頑なに犯人を明らかにすることを拒むが、最終的にセカンドシーズンの途中で最終的に犯人を明らかにしてしまう。その後は新たな局面を加えようと奮闘するも、視聴率が激減し、打ち切りとなってしまう。 今回の「熱海捜査官」の謎に包まれた結末は、その意味でTwin Peaks失敗の教訓を生かしていると言えよう。Series 2はこのまま謎を明らかにせず、1以上に猥雑でSurpriseの多いエピソードを期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 20, 2010 03:21:52 PM
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