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2011年01月30日
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カテゴリ:ビジネス本
こんばんは、月末に今年二回目の更新、気付いたら月末になっていたTitzです。キングクリムゾンの攻撃かと思いました。(ジョジョネタすまん)

さて、本日紹介するのは、年初に読んですごく面白かったマジでオススメな一冊世界経済を破綻させる23の嘘

「株主価値最大化」「労働市場の自由化」「関税の自由化」「自由競争こそが最適」といった経済に対する麗しい言葉達がどんだけで嘘で、むしろ、いかに世界を壊しているかをこれでもかと数字と歴史から教えてくれる名著です

今年最初に読んだ本ですが、ヤバい経済学 と同等に面白かったので、間違いなく本年のベスト3に入ると思います。

みなさまもぜひ読んでみて下され

紹介したい言葉
56頁 富める国の人々が貧しい国の同業者よりもずっと生産性が高い部門においても、その生産性の高さは、かなりの程度システムのおかげであり、個人的な力によるものではない。

富裕国の一部の人々が貧しい国の同業者よりも何百倍も生産性が高いのは、彼らがより賢いからでも、よりよい教育を受けているからでもない。そうしたことがおもな理由であるとも言えない。彼らがそれはどの生産性を発揮できるのは、高度な技術、よく組織された会社、優れた制度、しっかりしたインフラのおかげなのである。こうしたものはみな、過去何世代にもわたる集団的活動によってつくりあげられたものなのだ(第15、17の嘘参照)。

 著名な投資家ウオーレン・バフェットは、一九九五年に受けたテレビ・インタビューのなかで、
 この点を次のように巧みに説明している,
 「わたしが稼いだお金のかなりの部分は、社会が稼がせてくれたのだと、わだしは思っている。もしわたしがバングラデシュやペルーのような国に生まれ、そこから出られなかったら、こうした投資の才は無残に押しつぶされ、花開くことはなかったと思う。きっと三〇年たっても、わたしは生活苦にあえいでいたことだろう。わたしがいま仕事の場としている市場システムが、わたしがしていることに対して、たまたまとても良い-というか、まさに異常なほど良すぎる報酬を与えてくれる、ということなんだ」

 というわけで、話は出発点にもどる。個人がもらう賃金は、その人の価値を反映したものとは言いがたい。貧しい国でも富める国でも、ほとんどの人の賃金は移民規制によって決まってしまう。生産性が極端に高くて、簡単には移民に仕事を奪われない富裕国の一部の人々も、実は彼らの活動の場である社会・経済システムのおかげで、そこまで生産性を高めることができるのだ。彼らの生産性がきわめて高いのは、個人的な優秀さや勤勉さのためだけではない。

 市場に任せさえすれば、誰もがその人の価値に見合った正しく公平な賃金をもらえる、という一般に広く受け入れられている説は、神話でしかない。まずは、この神話を脱却し、「市場は政治的なものであり、個人的な生産性は実は社会システムに支えられたものである」ということを理解しなければならない。そうして初めて、わたしたちはより公正な社会をつくりあげることができるのだ。それは、報酬を決めるさいに、個人的な才能や努力だけでなく、何世代にもわたって積み上げられてきた集団的遺産をも、きちんと考慮する社会である。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)

この本からの学び
個人で儲けられる時代は終わっており、今は社会のインフラがしっかりしている世界でいかに共同で価値を作っていくかが重要である

その他近況
西早稲田で有名なうなぎ屋に行く、すんげいうまかった上に夫婦経営でほっこりしました。

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このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、
本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと

を徒然に書す備忘録的ブログです

訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、
今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように
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最終更新日  2011年01月30日 21時19分50秒
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