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2020.08.16
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カテゴリ:カテゴリ未分類
私は毎年この時期になると、戦争に関する資料を読んだり、
NHKスペシャルなどテレビでも戦争に関する番組をよく見ます。


以前見た番組
「沖縄 "出口なき”戦場 ~最後の1か月で何が~」
「住民12万人が命を落とした沖縄戦。
1945年5月末、日本軍の総司令部があった首里が陥落、
事実上の勝敗が決した後にも関わらず、戦闘は継続。
少なくとも住民4万6千人が命を落とした。
なぜ、これほど多くの住民が犠牲になったのか。
今回NHKは、アメリカ軍の新資料を発掘、
苛烈な攻撃に住民が巻き込まれていった詳細が浮かび上がってきた。
終わることなく続いた戦場で何がおきていたのか。
多くの命が失われた1か月に迫る。」 
 

沖縄戦はあまりにも壮絶で見るのも勇気がいりますが、戦後75年たった今だからこそ知るべきこと忘れてはいけないことの大切さを感じています。
印象に残ったのは、沖縄の住民にとっては敵は米兵ではなく日本兵だったということ。
住民の間に紛れていれば攻撃されにくいため、住民を巻き添えに、時には盾にして。
住民たちは投降することも許されず、巻き添えされながら、沖縄全土が破壊されていく様子は壮絶でした。



そして、先週見たドラマ「東京裁判」
「70年前の東京で、11人の判事たちが「戦争は犯罪なのか」という根源的な問いに真剣な議論で取り組んだ東京裁判。
浮かび上がるのは、彼ら一人一人が出身国の威信と歴史文化を背負いつつ、
仲間である判事たちとの激しいあつれきを経てようやく判決へ達したという、裁判の舞台裏の姿だった。
11か国から集まった多彩な背景を持つ判事たちの多角的な視点で「東京裁判」を描く。
人は戦争を裁くことができるか、という厳しい問いに向き合った男たちが繰り広げる、緊迫感あふれるヒューマンドラマ。」



「人は戦争を裁けるか」という、人類の根源的な問いに答えを出すことはできるのでしょうか?
パリ条約締結前のことであるから事後法であるという問題であったり、
そもそも非人道的な行いをする戦争において、戦勝国側が敗戦国を非人道的な罪で裁くことの矛盾であったり、
それならば最も非人道的な原爆を日本に落としたトゥルーマン大統領は裁かれるべきではないかなど
いろんなことを考えされられるドラマでした。
各国の判事たちが出身国の威信と歴史文化を背負いつつ、ぶつかり合っていくシーンなど緊迫感あふれるドラマでした。



今夜もNHKでは
「アンネ・フランク 時を越えるストーリー」
「アンネ・フランクがナチスの迫害を逃れて2年間にわたり潜伏した隠れがから、命を落とした強制収容所まで。一人の少女が旅をしながら、SNSにメッセージを投稿する。彼女が「見たもの」「感じたこと」とは?番組には、ホロコーストを生き延びた、アンネと同世代の5人の女性サバイバーたちも登場。90歳を迎えた彼女たちの貴重な証言を紹介する。」

私も子どもの頃読んだアンネの日記。
一人の少女が過酷な環境の中、健気に懸命に生きていった様子にとても引き込まれました。
また違った角度から、アンネを見てみたいですね。


「太陽の子」
「戦後75年~今改めて戦争の恐ろしさを描く~原爆開発に翻弄された若き科学者の物語、戦時下に輝いた青春

ドラマは普段あまり見ませんが、先月亡くなられた三浦春馬さんも出演されているということもあって、是非見てみたいと思います。



そして、NHKスペシャルでも 「忘れられた戦後補償」
「国家総動員体制で遂行された日本の戦争。
310万の日本人が命を落としたが、そのうち80万は様々な形で戦争への協力を求められた民間人だった。
しかし、これまで国は民間被害者への補償を避け続けてきた。
一方、戦前、軍事同盟を結んでいたドイツやイタリアは、軍人と民間人を区別することなく補償の対象とする政策を選択してきた。
国家が遂行した戦争の責任とは何なのか。膨大な資料と当事者の証言から検証する。」




そして明日も
NHKスペシャル「アウシュビッツ 死者たちの告白」
「第二次世界大戦中、ユダヤ人の大量虐殺が行われたアウシュビッツ強制収容所。
ガス室跡の地中から“謎のメモ”が見つかった。
最新技術で解読したところ、書いたのは同胞をガス室へ誘導する役割や死体処理などを担ったユダヤ人特殊部隊「ゾンダーコマンド」のメンバーだったことがわかった。
人類史上類を見ない大量虐殺の陰で“裏切り者”と呼ばれた男たち。密室の中で何が行われていたのか。
75年の時を超え、よみがえる真実に迫る。」




BS1スペシャル「原子の力を解放せよ ~戦争に翻弄された核物理学者たち~」
「太平洋戦争末期、海軍は「原子の力を使った新型爆弾の可能性」を京都大学の科学者に探らせる。
彼らの専門は原子核物理学、物質の本質に迫る基礎研究。
複雑な思いを抱えながら研究を続ける。
そして、広島・長崎への原子爆弾投下。
爆心地で調査を行った彼らが見たのは、原子の力が生んだ膨大なエネルギーが破壊した世界だった。
アメリカに没収された資料と関係者の話から、科学者たちの思いを描き、科学技術が持つ光と陰に迫る。」



周りの人にもNHKスペシャル見て~と勧めるのですが、
「沖縄戦はあまりにも悲惨で見れない」なんていう人、意外といます。
でも終戦75年の今だからこそ、真実に迫り、考え、忘れないようにしていかなくてはならないのではないかという思いで番組を見ています。



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Last updated  2020.08.16 10:30:10


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