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カテゴリ:乳がんのこと
身体のどの部分を失っても
失ったものの立場から考えれば 喪失感や不全感をもち続けながら生きていく 失うものが、手足など 外見上他者からもわかるものであったり、 乳房など 人からはわからなくても 本人には目で確認できる部分であったり、 また、内臓など 一見外見上は失ったことがわからないものだったり さまざまだが、 喪失感や不全感はどこを失ってもあるのだと思う どこを失ったとしても それは部分であって 人間としてのその人の価値には 本来なんら影響するものではないはずだが、 現実はそんなに簡単に本人の中で割り切れるものではない 女優の音無みきこさんは、 乳がんで乳房を切除した後に胸の開いた衣装を着れなくて そのことをきっかけにうつに陥っていったという 変化した自分を変化した環境、 つまり身体的変化によってうけた制限のある新しい生活ごと 受け入れていくには それなりの時間が必要なのだ 自分の中にあるボディイメージ喪失による不全感 ・・・私はいつ受け入れられるだろうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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