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カテゴリ:乳がんのこと
乳がんがわかって1年7ヶ月が経った
辛い副作用のある治療はひとまず終了し、 日常が戻ってきて2ヶ月経った 点滴治療がホルモン剤の内服に変わったとたん 腰やおなかの周りに肉がついてきた 今までと同じ食生活をしているのに 体型が目に見えて変わっていく スーツは下だけサイズが合わなくなった どことなく、なんとなく調子が悪い 調子が悪い場所を特定できないのだが、 本来の調子がいいときにははるかに及ばない体調だ 髪の毛も生えてきたが、 元通りのストレートヘアにはならず 髪質もあまり美しくない つるつるだったときのことを考えれば贅沢な悩みだが 髪型が思うように決まらないというのは 案外ストレスフルなことだ かつらをつけているときは 「似合わない、かつらをつけると老け込んで見える」と思った かつらをはずしたら元通りになるはずと期待していたが 自分の毛になっても、若さは帰ってこなかった 皮肉にも病気によって 無理が効かなくなった自分を認識することになった つまり老化していることを 受け入れざる得なくなった 年をとるのも、いずれ死ぬのも 生を受けた以上当たり前のことだけれども 元気で若いときはそういうことを考えることなく 時間を重ねている いつまでも自分だけは若いと思っていたり、 死なないような気がしたり・・・ そういう気持ちが今まではあったのだけれども こうやって体の無理が効かなくなることで 人生は有限だということを教えてもらっている気がする あぁ、今自分は何をすべきだろう ちょっとあがいてみたい気持ちだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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