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カテゴリ:乳がんのこと
がんという病気は
がん細胞が増殖・転移するという性質を持っているため どうしても「死」「不治」というイメージがある がん患者本人は、がんに罹患したことで 家族や友人との関係性に感謝したり、 生活全般を見直す機会になったり・・・ 病気になったことで気づくことも多く 全てがマイナスとはいえないのだが、 がんになったことで いろいろな不利益をこうむることは否めない 就職もがん患者であることを言うと圧倒的に不利になる(らしい) 乳がんは、健康診断でレントゲンを取ったり、 診察を受ければ胸に傷があることが明白だから 隠し続けるのは難しい 会社側からすると 健康で長く働ける人を求めたいのは致し方ない気もするが がんになったこと自体で いろいろな選択肢が狭くなるのは切ないなあ 患者会を通じて仲良くなった人も 一度仕事をやめてしまうと 正職員として就職するのはきわめて難しいようで みんなパートタイムで働いている がんになって すぐに仕事をやめて治療に専念をと考える人も多いようだが 人生において大事なことは 心身の状況が大変なときに決断をせず 落ち着いてから考えるほうがいいかもしれない がんになって1年間休職して 元気になって働き始めた友人を見ていると 「休職」もひとつの選択肢かな?と思う 私は恵まれた職場だったので 体調と相談しながら仕事を続けたが 職場の人たちにはたくさんのご迷惑をお掛けした 今年は恩返しをという気持ちがあって ちょっとがんばったが、 いろいろあって疲れてしまった 「恩返し」と言う気持ちがおこがましかったのかもしれない 15年働いた職場ももうあと5ヶ月 悔いのないようにがんばろうと思っている お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 9, 2008 01:20:28 PM
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