ポジティブに生きたいけれど・・・　　　　　ＣＨＥＲＲＹ’ｓ　ＤＩＡＲＹ　　　　　　　　　

昨年、大学時代の同級生のだんなさんが
すい臓がんでなくなった
当時、私は抗がん剤治療中で
体調がいまひとつだったことと、
身近な「死」を直視する精神的余裕がなかったこともあり
お通夜や葬儀には参列しなかった

一度、お仏壇にお線香を・・・
と思いつつ、なかなか行く機会を作れなかったが、
夏休みに入ったこともあり、
思い切って下の子どもを二人連れて
片道、一時間半かけて友人の家まで手をあわせに行ってきた

170ｃｍのスレンダーな美人の彼女は
大学時代からモデルのようでうらやましかった
一流企業で働くだんなさんと3人のお子さんに恵まれ、
最近まで絵に描いたような幸せな家庭を築いていたのに
だんなさんががんとわかって、
1年たたずになくなったため、若くして未亡人となってしまった

相変わらず、綺麗で優しくて何も変わっていなかった
私ともう１人大学時代の仲良しの中で
乳がんになった友人がいて、
私たちの周りにがんにまつわる話がたくさん出るようになり、
｢そういうとしになったのかなあ｣なんてしみじみしてしまった

素直なお子さんたちを見ていると
健やかなる成長を祈るばかりだ