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カテゴリ:乳がんのこと
がんという病気は血液やリンパの流れにのって
全身に転移していくものらしい 私の場合、それから患者会の友人の半数くらいは 所属リンパ節(腋窩)への転移があるもの達だ そのため、手術の後、または前に 抗がん剤治療を行い、 その後ホルモン依存性のタイプのがんと診断されたもの達は ホルモン療法(内服・注射)を受けている がんになる前は切れれば(つまり手術できれば)御の字で それで治療が終わるように錯覚していた がんという病気に対する知識が浅かったのだ それほど自分とは関係ない場所にがんはあった 診断されるその日までは・・・ 今になると告知・手術の一連のあわただしい日々は スタートだった それから過酷な治療が続いた のど元までこみ上げる吐き気を我慢しながら 電車で通勤していた日々を思い返すと なぜあの時期、働きつづけるという選択をしたのだろうと 今になって思う 毎日帽子をかぶってかつらをつけていた自分の姿は 人から見てどうだったのだろうか? 私の日常は発症前の生活に近い状態まで回復しているが 仲間の中には、ホルモン治療の副作用で 更年期様症状に悩まされている人たちもいる がんというのは長い戦いが必要な病気だと思う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 15, 2009 09:41:12 AM
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