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カテゴリ:乳がんのこと
日本人は死をタブー視して遠ざけようとする傾向があると 聞いたことがある 実際、私も「がん」という大きな病気になるまで 自分が死ぬ存在であることを認識したことはなかった
年をとったら死ぬかもしれないが、 それは自分とは遠くかけ離れたことだった
ところが、死を意識し始めると 時間の有限性や、自分の周囲の目に見えない愛みたいなものを 否が応でも認識しながら生きていくことになり、 それが、新たな挑戦を生み出している
そんなことで、子どもが中学生になったタイミングで 行き始めた大学院も無事、一年を終了できそうだ 2年間で取るべき単位は、一年のうちにとってしまったので 次年度は研究中心の生活になりそうだ
病気をすると気づくことがたくさんあり、 病気をしたことで生が豊かになるというメリットもある 大切なのは、腐らないこと 「どうせ」「わたしなんか」と思わず、 「自分にできること」もっと言えば、 「今の自分だからこそできること」に挑戦することが大事な気がする
そうは言いつつも、気持ちの波はあるし、 落ち込んだり、プチ腐ったりの毎日なのだが、 行きつ戻りつ、少しずつでも前進できればいい気がしている お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 2, 2010 10:02:35 AM
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