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カテゴリ:乳がんのこと
がんの告知を受けたとき、 「いつまで生きられるのか」と空を仰いだ どこまでも続く青い空に、いたく感動して、 「死にたくない」と強く思った
あれから、ちょうど3年 抗がん剤が終わり、髪の毛も伸びて、 ホルモン療法だけになり、 しばらくは「死」への不安は遠ざかっていた
ところが、ここ何日か得体の知れない不安に襲われている なぜだかわからないが、夜ベッドに入ると自分が 「消えてなくなっていまう」気がして怖くなるのだ
こういう気持ちになるのは、 幼いころ、「自分がどこからやってきたんだろう」 「死んだらどこに行くのだろう」と ひとり涙を流していたとき以来かもしれない あのときの「得体の知れない不安」
「父や母が死んじゃったらどうしよう」そんなことを考えて 眠れなくなったこともあった
実存的な何かが脳裏にあるのかな? となりで寝息を立てている息子をぐっと抱きしめたりしながら 眠れない夜が続いている
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Last updated
March 10, 2010 12:21:55 PM
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