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カテゴリ:ラングドック:1000円未満
ラングドック・ルーション ラ・シテ・ド・カルカッソンヌ VdP de la Cite de Carcassonne アストン・プリムール2008 Aston Primeur カステルグループ(?) Bouteille Par D.lalande カベルネソーヴィニヨン50% メルロー50% フラッシュ・デタント醸造 アルコール度12% 輸入:ドウシシャ 購入価格:680円 フラッシュ・デタントというのは醗酵中の温度を60℃近くまで上げ2~3時間置き、皮と種からの成分を抽出し易くする新しい醸造方法らしい。 さて、普通のヌーヴォーと味がどう違うのか? 色は鮮やかな濃い紫。 香りはカシス、ブラックベリー、チェリー、巨峰? 味は渋味と酸味。余韻に苦味と渋味を伴う酸味。 薄くはないが、まぁ軽い口当たり。 ヌーヴォーだから軽いのは想定内。 香りは正統派だが、味は一言で言えば“葡萄味の水”っていう感じ。 ボルドーの若いカベルネ/メルローにはよくある「エグさ」「クドさ」が無い。 重み・厚み・深みは無いが、その分だけ飲み易いつくりになってる。 12℃あたりから飲み始め・・・15~16℃位からか、温度が上がると半端にしつこさが出てきて滑らかさ・飲み易さが損なわれてきた。 この味の質でしつこさが出るのは短所にしかならんな。 通常よりも低い温度で飲むのを推奨。 ヌーヴォーにしてはかなり色が濃く出せてる気がする。2~3口飲めば舌が青紫色w あとは新酒でも渋味が上手く出せてる点か。例えばボジョレー・ヌーヴォーでは酸味や苦味が目立つ傾向にあるし。 余韻や深みはほとんど無いから有り難味はさほどでもないけど。 一般的赤ワインに必要な要素(渋味、酸味、ベリー系の香り)が大体詰め込まれてて中々面白い。 ワイン好きが食中の水代わりと思って飲むなら何も悪くない。 値段相応。 新酒らしい、軽い感じの飲み易いワイン。 このワインからは美味しさよりも“技術”を感じる面白さがあった。 ★楽天検索 アストン プリムール★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/20 01:07:48 AM
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