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カテゴリ:アルゼンチン
アルゼンチン メンドーサ州 カンシシェール・マルベック2007 Canciller Malbec フェコビタ社 FwCoVitA マルベック100% アルコール度13% 輸入:株式会社カサ・ピノ・ジャパン 購入価格:944円 色は透き通った微妙に薄めの赤紫。 香りはブラックベリー、甘草(ステビア?)、インク、プラム、焼き海苔、梅干、スイカの皮? 味は甘味を伴う渋味と軽い苦味。余韻に苦味を伴う薄い酸味。 苦味と甘味を連想する香り。 口当たりは軽めだが、口に入ってからは弱い渋味感が暴れて落ち着かない。 味の厚みはあまり無いが、飲み易さはある。 だが甘味の感覚が安っぽく、あまり美味しい感じがしない。 渋味の出方も少々しつこいかな。全体的に味のバランスが整然としない。 どうもメインの要素がハッキリしないのがイマイチ・・。 抜栓20~30分強で味が水っぽくなる。 ところが不整な味が綺麗に透き通り、これがなかなか悪くない。 これに関してはむしろヤンチャな味に統一感が生まれ、粗い感じや落ち着きの無さが和らぐ。 軽い苦味はそのままでしかし、この苦味によって存在感をアピールしつつも水っぽさが逆に滑らかな印象を出してる。 マルベックとはいえ、あまり力強さを期待するワインではないんだな。(一応ミディアムボディとは明記されてたが) 「アルゼンチンのマルベック」というだけのワインで、あとはそれなりの質で完結。 時間経過後ならまだそこそこだが、それでも半端な安ワインという風にしか思えない。 多分、焼肉に合うかも? 固めの牛肉を焼肉のタレに絡めて焼いてガーリックパウダーを振って香りをつけたのを推奨。 軽い味のワインに対して重い食感と味、甘い香りに対して塩気と香ばしさを感じる香りを対応させる感じで。 時間経過後だと煮魚や塩焼き魚に合いそう。和食(醤油や味噌)との相性は意外にあり。 値段相応。 まぁ、1000円レベルの標準的なよくあるアルゼンチンマルベック。 個人的にはサンタ・アナ・マルベックの方が味の好みと価格の面で明らかに上と思う。 ★楽天検索 サンタ・アナ・マルベック★ 楽天ではカンシシェールの扱いは無し。 同地域、同品種、同年代なら価格で優れたサンタ・アナを選ぶからどうでもいいや。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/04/23 03:51:00 AM
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