|
カテゴリ:ロワール
先日のキュヴェ・バーバラの造り手がブルグイユで修行したという事でブルグイユワインを飲んでみた ロワール AOCブルグイユ AOC Bourgueil “レ・ヴァン・リュー・ディ”2006 “les Vingt lieux dits” ドメーヌ・デュ・ベレール ピエール・ゴーティエ氏 Domaine du Bel Air Pierre Gauthier(Pierre et Rodolphe Gauthier) カベルネフラン100%(完全無農薬栽培) ステンレスタンク発酵 上位キュヴェで使用した2~5年目樽でシュール・リー状態熟成 アルコール度12.5% 輸入:野村ユニソン株式会社 購入価格:2380円 色は透き通った紫。 香りはアンズ、ブラックベリー、青リンゴ、ミント?ニッキ飴? 抜栓15分弱でブラックベリー、インク、カカオ? 味は渋味と軽く苦味を感じる酸味。余韻に苦味を伴う渋味と薄い甘味。 そんなに美味しくもないな。 普通のワインって感じで全体的にはやや軽い印象。 でも渋味はいくらかしっかり出てて味はまあまあ。 抜栓直後はまだ甘酸っぱい果実の香りにハーブ系の爽やかな感覚があって期待しかけたが、飲むと味は半端に鈍重で香りのイメージと味の印象とが噛み合わずに違和感が襲う。 青臭さが抜けそうで抜け切れず、味も何か歪んでて(?)口通りが悪い。 ボトル状態が悪かったのかな? 時間経過で香りの方が歩み寄ってくるが、鈍重な味に合わせたら今度は香りも冴えなくなった。 確かに先ほどあった違和感は軽くなったが、エラい安っぽくなって有り難味が薄れる。 抜栓100分位で香りがやや持ち直し、味もこなれてきたのか 多少は滑らかさが出てきたが、安っぽい印象は変わらず。 香りはまだそこそこだが変化も早く、味もヌベっとしてて起伏に乏しい。 熱劣化ボトルに近い症状だがコルクやキャップシールに噴出等の形跡は見られないし、たまたま妙な質のボトルに当たったのかも。 100分以上の時間経過でそこそこ向上する部分はあるけど、2000円以上の価値は見えない。 もしこれがこのワインの普段の実力ならリピートは無い。 価格から言ってもラングドックかローヌのネゴシアン物飲んでる方が満足感がある。 カベルネフランはボルドー右岸でメルローとコンビを組んでる方が持ち味を活かせるんだろうなぁ。 もしピンで行くならカリフォルニアで香りに合わせた甘い味を作りあげるとか。 値段以下。 味だけで判断すれば1600円前後レベル。ボってせいぜい1980円。 微妙にマイナーな産地のカベルネフラン100%ワインということで数百円分の希少価値代が乗っかってると思わなきゃ納得いかない。 ロワールはミュスカデかプイィ・フュメの辛口白だけ飲んでればよさそうだな。たかだか1本飲んだだけで判断するのも早計とは思うが、同じ価格なら絶対白の方が美味いでしょ!? ★楽天検索 ブルグイユ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/20 02:02:16 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ロワール] カテゴリの最新記事
|