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カテゴリ:南西地方:カオール
南西地方 カオール シャトー・パイヤス2002 Chateau Paillas シャトー・パイヤス マルベック主体、メルロー (マルベック90% メルロー10%?) ステンレスタンク熟成18ヶ月 アルコール度13% 輸入:株式会社ベルーナ 購入価格:1450円弱(送料込みの3本セットで4780円) 色は濃い紫。先日飲んだ2005よりももう少し上澄みの色が薄い。 香りはカカオ、炭、コーヒー、生肉(レバー)、焼けた餡、灰?プルーン? 味は軽い渋味と苦味。余韻に苦味と苦味を伴う酸味。 味も香りも苦味の感覚がやけにわざとらしいな。 軽く熱劣化でもしてたんだろうか? コルクに染みは見られなかったので噴出は無かったのだろうが、ボトルからは2~3ミリ程度はみ出てた。 とりあえず味はまだ悪くはなりきってない。 渋味基調で苦味が締める。 平坦な味わいだが、余韻の酸味がほのかに果実感を起こし、それなりには飲める状態。 ただ、この味に絡む苦味感が果実の感覚を食い潰してる。 明確に熱劣化を疑うほど葡萄の感じは消し飛んではいないが、随分つまらない味に感じる。 これで味にクリアーな印象があれば似非古酒みたいな風になれそうだが、どうも口内で濁る。 香りから果実感が抜けて、味も平坦で苦味が目立つ。多分熱劣化だろうな・・。 それほどひどい劣化でもなさそうなんだけど、ワインの美味しさはあまり感じられない。 まぁ香りにはまだ微妙に土地のニュアンスが生き残ってるところも見られたのは救いだった。 値段以下。 1000円程度かな? 劣化ワインの値段を想像するのは無意味だけど、1000円辺りの酒質のワインなら稀にこういうボトルに出くわす事もあるので折り合いも付く。 1500円弱のワインでこの状態は残念にも思う。 ラマルティーヌ2005 と パイヤス2005 と今回のパイヤス2002 MyWineClub メダル受賞黒ワイン3本セット 送料込4780円 このセットの3本を全て飲んでみたんだが、共通して言えるのは香りはそこそこだが味がイマイチという所。 それもその理由が、(3本中2本、もしかしたら3本とも)保管に原因がありそうな妙な質であったことが気になる。 仮に何も異常は無かったのだとして、これが本来のこのワインの実力だというのなら、これは随分とレベルの低いカオールワインセットだな。 カオールファン、マルベックファンとしてはあまりオススメできないセットかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/20 01:55:02 AM
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