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カテゴリ:ラングドック:1000円未満
ラングドック・ルーション 東部カルカッソンヌ ヴァン・ド・ペイ・ドック ヴィニウス・カベルネソーヴィニヨン2008 Vinus CabernetSauvinignon ドメーヌ・ポール・マス Dm.Paul Mas カベルネソーヴィニヨン100% フレンチオーク樽65% アメリカンオーク樽35%で6ヶ月間熟成 アルコール度13.5% 輸入:株式会社スマイル 購入価格:944円 色は、やや濃い紫。 香りはブラックベリー、インク、ミント、杉?チョコレート? 味は渋味と苦味。余韻に苦味と酸味を伴う渋味。 う~ん、渋いな。 まあ予想通りの味と言うか、「ラングドック」「カベルネ」「約1000円」の正直な味。 味も香りも正統派ラングドックのカベルネソーヴィニヨン。 ガシッとした太い渋味の骨組みに、香りと共にほのかな果実感を誘導し厚みを演出。 カベルネソーヴィニヨンの特徴を全力全開で発揮し、分かり易い味。 だが、ちょっと今回のボトルは渋味が強く出すぎて単調過ぎる味だった。 渋味に抵抗ない人ならまだいいが、そうでなければ渋くて重い水でしかないかもしれない。 余韻は苦味が伸びてくるだけでしつこいだけ。 渋味しっかりで、ある意味万人向けのパワー系安ワイン。 渋く、苦く、重い、価格の割りにラングドックの安ワインとしては手堅い位置付けの味わい。 経年熟成によって渋味が落ち着いてくれれば、もう少し渋味と酸味のバランスが取られるはず。 ツマミには揚げ物等の脂っこい料理に合わせないと渋さ と 重さを持て余すと思う。 せめてメンチカツ位の肉ッ気、油ッ気は欲しいところ。 一応、値段相応。 相応といっても出来はかなり良く、味の好みによっては値段以上の評価も充分可能。 渋味の基礎はしっかりしてるし、カベルネらしさが明確。 経年熟成によって化ける余地は有り。 300ml強残しで次の日(抜栓22時間経過) 香りはさほど変わらず。 渋味の圧力は初日より和らぎ、飲み易さは向上。 起伏は平坦で飲み応えは衰えたが、味構成のバランスは良くなった。 相変わらず渋味基調ではあるが、もう少し柔らかい印象に。 濃い目のインスタントコーヒーっぽい感じの苦味の出方。 スペインワインにも近いかも。 初日でデキャンティングしても良かったのかな? 熟成で向上するという予測は、強ち的外れでもなかったと思える。 2008年のヴィニウス・カベルネはもう2~3年は放置してもいいのかもしれない。 ★楽天検索 ヴィニウス カベルネ★ 楽天扱い約8店舗 924~1008円 平均950円前後。 誠実な価格設定。 ヴィニウスこそは、ラングドック・カベルネ1000円の壁にして基準。 カベルネソーヴィニヨンで1000円以上取るなら、まずはこのヴィニウスを目標にして欲しいと思える位。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/20 01:02:17 AM
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