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カテゴリ:アルザス
アルザス キュヴェ・アン・ロール・ピノグリ2009 Cuvee Anne-Laure PinotGris アルテュール・メッツ Arthur Metz ピノグリ100% アルコール度12.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:1280円 色はややオレンジがかった黄色。 香りはグレープフルーツ、ローリエ、レーズン、シロップ、鉄、カラメル?土? 味は酸味と苦味を伴う甘味。余韻に薄い酸味と甘味を伴う薄い苦味。 微妙に生臭い感じの香りが出たが、これはすぐに消えた。 味は大人し目で、弱めの酸味に甘味が乗る。 ロゼ寄りの不思議な色合いで、味も一瞬ロゼっぽい印象にならないでもない。 味は酸を出しつつ、ドライフルーツみたいな甘味が通り、余韻で苦味が締める。 バランスは良好で、リースリングとは違った性質の面白さを感じる。 色合いに似て、葡萄よりも 甘くないオレンジ っぽい雰囲気と味わい。 何となくだが、苦味の出方がどうも気になるな。 これ自体は柑橘フルーツ的で、決して悪いタイプの苦味でもないんだが、どうも引っ張り方がしつこい。 香りの金属やハーヴの香りとも合わさって、妙に生臭い何かの方向に引き摺られる。 総合的には、悪くない白ワイン。 柑橘系フルーツの皮の様な苦味がしつこく感じる部分も有るが、品種の個性だと言われれば納得も出来る範疇。 シャルドネでもリースリングでもない、良くも悪くも "葡萄っぽさ" が控えめな、独特の酸と甘味。 40分以上の時間経過でも変化は無く、苦味も料理で何とかなるレベル。 料理はクリームパスタとか、ホワイトソースっぽいものに合いそう。 濃厚で甘味がノッた料理だと、苦味も牽制出来そうで綺麗にハマるはず。 このワインのオレンジっぽい雰囲気を活かせれば理想。 値段相応。 相応だが、もう少し安く 1100円位で収めてくれると、他の品種そっちのけで見所が生まれてくると思うが。 ピノグリワインの入門用のボトルの一つとしてはよく働いてくれたと思うので、あれこれ言う程不満も無い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/20 02:04:02 AM
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