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カテゴリ:日本酒
兵庫県 西宮市 黒松白鹿・灘の生一本・生原酒・純米吟醸 KuromatsuHakushika NadanoKiIppon NamaGenshu JunmaiGinjou 辰馬本家酒造株式会社 Tatsuumahonke Shuzou 国産米(精米歩合60%) 国産米麹 日本酒度 -1 酸度 1.7 アルコール分 18 購入価格:1480円(720ml) 香りはライム、砂糖、餅、木? フルーティーな印象は有るが、日本酒的な米らしい雰囲気も有り、存在感が有る。 日本酒度はマイナスだが、-1程度なら明確に甘口って事もなく、割とニュートラルなポジション。 甘味や苦味に何のしつこさも無く、スッキリ感すら感じる。 そこを原酒ならではの高アルコールの勢いが重さを底上げし、存在感をアピール。 悪く言えば、吟醸酒のスッキリ感と原酒特有の重さが、良さを殺し合ってる部分も無くはない。 これに関しては、個人の日本酒に求める部分の違いの問題だと思う。 濃厚な日本酒が好みの人には悪くないが、軽めの味が好みの人には重い・しつこい・でも押しが控えめ、なハッキリしない酒に感じるかも。 総合的には、吟醸酒でありながら スッキリしつつ飲み応えも残す、高汎用の面白い日本酒。 良い意味で万人向けで、甘味の出方やボリューム感には個性も感じる。 綺麗な純米吟醸であり、パワフルな原酒でもある、両方の特徴を適度に感じ取れる。 料理は豚しゃぶに胡麻ダレ(ねぎ塩ダレ)、または生の小海老のヅケとか。 ある程度粘りを感じる食感か、調理後も甘味の残る食材に向いてる。 または、金山寺味噌や、厚揚げや柔らかい野菜のスライスとか。 酢よりも出汁や醤油の味と相性が良い。 値段相応。 4合瓶で1500円前後だから、そのレベルにふさわしいコクと味わい。 喉越しや口通りに高アルコール特有の勢いを感じるが、一定の澄んだ印象も持ち合わせる。
本来は限られた店で春頃に予約しなければ購入できないものらしい。 自分が近所の店で普通に買えたのは珍しい事なのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/09/18 02:15:26 AM
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