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カテゴリ:日本酒
兵庫県 西宮市 黒松白鹿・灘の生一本・生原酒・純米大吟醸 KuromatsuHakushika NadanoKiIppon NamaGenshu JunmaiDaiGinjou 辰馬本家酒造株式会社 Tatsuumahonke Shuzou 国産米(精米歩合50%) 国産米麹(山田錦) 日本酒度 +1 酸度 1.4 アルコール分 18 購入価格:1480円(720ml) 香りはリンゴ、未熟なメロン、餅?白餡の羊羹? 正統派の吟醸香はするものの、出力は大人しめ。 甘味はスッキリしていて洗練されている。 どの要素もフラットな雰囲気でしつこさが無い。 このままだと平坦な印象になりそうなところに、アルコール感の重みが出て起伏をつくる。 ただ、味は良いけど、純米大吟醸にしては香りが随分と穏やか。 「純米大吟醸にしては」というだけで、これはこれで綺麗で、味のフラット感を思えばそれなりにバランスが取れてるとも言える。 だが、味のスッキリ感を楽しむだけで終わってしまいそうで、イマイチ盛り上がらない。 トータルの味の厚みを始めとする“面白さ”に関して言えば、9月に飲んだ純米吟醸格の方が良かったと思う。 味は悪くなかったが、純米大吟醸にしては香りが控えめで、物足りなさも感じる。 酒の旨味の出方や香りとのバランスも考えると、純米吟醸格の方が上に思える部分も。 純米吟醸の方は“生原酒”で今回のボトルは“生酒”だから、そういう部分で飲み応えに差が出たんだろうか? まあ価格は同じだったし、好みの問題も有るだろう。 肴は生の魚が良い。 イカやエビ等の旨味分を補強出来る品も有れば なお良し。 鍋物だと酒の味がぼやけてしまうかも。 値段相応。 純米吟醸と価格は同じだっので、飲み手の好みで役割分担可能。 酒のハイトーンな甘味とスッキリした飲み口を選ぶなら純米大吟醸、香りと合わせた酒の旨味と飲み応えを選ぶなら純米吟醸。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/03/20 01:34:22 AM
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