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カテゴリ:アルゼンチン
昨日のワインの赤版 アルゼンチン メンドーサ州 アイレス・アンディノス・マルベック2012 Aires Andinos Malbec 作り手不明(裏ラベルにProduced & Bottled by EST A-71058、N°EXP.A-87923 と記載) マルベック100% アルコール分12.5% 輸入:株式会社カサ・ピノ・ジャパン 購入価格:498円 色は透き通ったやや濃い紫。 香りはインク、プラム、灰、カカオ、冷めたインスタントコーヒー? 味は軽い渋味と酸味。余韻に苦味と薄い酸味。 うん、まあまあ。 予想通りの薄いボリュームだが、品種のおかげか、意外と過度に水っぽくなるのを防げている。 香りも無理はせず、果実も土っぽさも程々に抑えられてる。 この位のボリュームの南米安ワインだと、香りがやたらと土臭かったり不自然に甘かったりするものが多いが、このワインは良い意味で控えめな出力で、品種の味のイメージを崩さない。 味も渋味や酸味がクリアーに通り、有る程度のコクと飲み易さを両立。 抜栓90分弱程でカカオの香りが強まった気がする。 相対的にインクや灰の要素が後退し、香ばしい雰囲気も。 味は特に変化無し。 余韻の苦味が少々後に残り易いが、元のコクの弱さが良い方向に働き、ツマミ一つで解消可能。 アルゼンチンのマルベックとはいえ、厚めの飲み口を期待するものではない。 値段なりのガブ飲み向けワインである事は分かってて飲んだ方がよい。 値段の範囲内ではあるが、ちゃんと品種の長所を引き出し、個性も作れてる。 同じワンコイン価格なら、チリのガブ飲み赤よりも大分 自分好み。 700円前後位のガブ飲みボルドー赤よりも、品種のアドバンテージ分だけ味の濃さを発揮出来てたね。 料理はコロッケやメンチ等の揚げ物系か、もっとシンプルに焼き鳥とか。 油を使ったややへヴィーな肉系なら大体何でも合いそうだが、味はシンプルなものの方が望ましい。 肉よりも豆腐系で、厚揚げのグリルに醤油とマヨネーズでもつけた方が このワインの味出力には向いてるかも。 値段相応。 これでもきちんと「アルゼンチン」の「ワンコイン」の「ガブ飲みワイン」として個性を出せてた感じ。 同じ相応でも、シャルドネの方よりは もっと明快に見所が有った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/05/03 02:38:08 AM
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