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カテゴリ:ボルドー白
ボルドー グラーヴ地区 AOCペサック・レオニャン シャトー・バレ・ブラン2007 Chateau Baret Blanc シャトー・バレ エリティエール・アンドレ・バランド(?) Heritiers Andre Ballande ソーヴィニヨンブラン75% セミヨン25%(?) アルコール分13.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:2480円 色はやや濃い金色。 香りはレモン、グレープフルーツ、ピーナッツ、オリーブオイル、カラメル、粉砂糖、煙、水飴? 味は苦味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い酸味。 静かな味。 色が濃いのでヒネを覚悟したが、結構無事だった。 香りは柑橘とオイルに甘い雰囲気の要素が色々と湧き出てくる。 でも正直、期待した程ではなかったな。 味そのものは、そこそこ想定内。 甘味控えめ酸も控えめ、苦味の張りが枠を支え、香り主体で存在感を作る 2007年ボルドー白の典型。 この味の薄さは 悪く言えば水っぽさにも近いが、香りを活かす方向で行くなら、これはこれでアリ。 余計な要素を削ぎ落とした、スッキリした味とも言える。 2007年ボルドー白 唯一にして最大の長所である “香りの豊かさ” が振るわなかったのが惜しい。 一つ一つの内容は感じ取れるが、どれも単発で厚み や 拡がり、膨らみが無いね。 幅は有ったし、内容的には正統派で悪くなかったけど、伸び悩みが大きかった。 抜栓30分弱(温度上昇?)でヒネ香的なべっこう飴香が出始めてくる。 保管でしくじったかな?と思ってたら、これは数分で消えた。 味は酸が薄いなりに伸びてきて、香りが変化するのに対応して個性を工夫してくれる。 抜栓45分程でカラメル香が強まり、味にも薄く甘味が伴ってくる。 だが、この変化は微々たるもの。 柑橘、カラメル、オイルの感覚だけで、蜜感にまでは及ばない、 総合的には、割と普通に年代なりのボルドー白だった。 香りはそれなりに頑張ったが、意外と(?)安定感に欠ける。 味は決して悪くなかったが、悪くないと思うには多少経験が必要で、下手すりゃガブ飲みワインの延長扱いされかねない。 以前飲んだトゥール・レオニャン・ブラン2007みたいなものを期待してたが、そう上手くはいかなかったw。 料理は鶏肉系が合う。豆腐や厚揚げ炒めでもいい。 淡泊な食材を、塩味効いた感じに調理したものが向いてる。 なんなら、チーズと生ハムで適当に合わせた方が合う気がする。 とりあえず、値段相応。 相応だが、ヴィンテージ補正と香りの耐久力分が多分に付いた、という前提で。 「2007年ヴィンテージ」にこだわりが無い人にとっては、1980円レベル以下だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/07/06 02:47:49 AM
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