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カテゴリ:日本酒
もらいもの 基本的に佐渡の現地土産店でないと購入できない類のものらしい 新潟県 佐渡市 本醸造・辛口原酒 天領杯酒造株式会社 新潟産米、新潟産米麹(五百万石?)(精米歩合60%) 醸造アルコール アルコール分 18 参考価格:不明(1300円前後?) 香りは粉砂糖、餅、リンゴ? 甘い香りは出るが、それほど強くもない。 割と甘味が分かり易く出て、余韻もチョコレートっぽい甘苦さ。 原酒といっても、それほど重さの印象は無く、飲み易い傾向。 良い意味でシンプルで落ち着いた日本酒。 甘味で余韻の苦味をカバーし、それでいて引っ張ったり残したりをしない。 かといってスッキリという程軽くもないし、何だか不思議なバランス感覚。 香りがうるさくないのが逆に、味の落ち着きを強調してるのか、綺麗に感じる。 20分ほどの温度上昇で、苦味が暴れ始め、バランスが揺らいでくる。 でも本醸造系日本酒でこの位の苦味の出方なら、まだ好みの範囲内。 冷温キープ推奨だが、多少温度が上がっても押し切れる強さは持ってる。 これは結構上出来かも。 アル添日本酒の欠点(特に苦味の出方と粗さ)がほとんど無い。 半端な純米吟醸よりも、飲み応えと飲み易さを両立してるクリアーな酒だと思う。 ツマミは、味の濃い薄いは関係無く、香りの大人しいものが良いかな? 生魚の刺身や豆腐が一番良く、焼き物、炒め物等の火を通したものにはまあまあ。 何か、揚げ物にだけ合う気がしない。油の香りとしつこさが酒を邪魔するのかも。 値段相応? 通販で買えるものではないみたいなので、価格は分からないけど、1400円台までなら自分で買っても良いと思える。 純米酒信者の自分でも、これなら納得する本醸造日本酒の一つ。 350ml強残しで冷蔵庫保存し次の日(開栓21時間経過) 香りは大きくは変わらず。 味は甘味が弱り、酸味の雰囲気が出てきた。 初日のシンプル感や落ち着きは変わってしまったが、これはこれで悪くもない。 甘味は弱ったが、余韻の苦味も同じ様に弱り、意外とバランスは崩れず。 飲んでて悪い気がしない。 ただ、個人的には初日のクリアーな味の方が感心出来た。 良くも悪くも(?)2日目は普通の本醸造酒になった感じ。 それでも、苦味の伸びが控えめな点は流石だが。 ほんのり苦味が残る味に合わせて、ツマミも多少苦味が絡むものの方が相性が合うと思う。 鮎の塩焼き、青野菜の和え物、レバー系の串焼きとか。 これはこれで、合わせる料理の幅は初日よりも拡がった気がする。 2日目も値段相応。 正直、この酒は気に入った。 高価な酒ではないものの、簡単に手に入る類の酒ではないみたいなので、気軽に勧め辛いのが欠点か。 新潟の佐渡市の、ほぼ直売ルートの土産物店限定販売とかレア過ぎるよなぁwww。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/10/20 03:19:45 AM
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