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カテゴリ:ロワール
ロワール AOCアンジュー シャトー・ド・モーニー・ブラン2004 Chateau de Mauny Blanc ブロール・フレール(?) ル・カーヴ・ド・ラ・ロワール(?) Brault Freres Les Caves de la Loire シュナンブラン100%(?) アルコール分11% 輸入:三井食品株式会社 購入価格:298円 色はやや金色がかった黄色。 香りはグレープフルーツ、粉砂糖、べっこう飴、蕪、カラメル?中濃ソース? 味は薄い苦味と酸味。余韻に薄い甘味と酸味を伴う苦味。 香りが特殊な領域に行く一歩手前。 ロゼの時もそうだったけど、ちょいヒネのギリギリタイミング。 やっぱり298円という価格は、訳アリ放出品の売り切り特価なんだな。 味はまあまあ大人しい感じで、余韻の甘味がふくらみを演出。 香りは微妙な感じだが、味だけなら意外と(?)悪くないかも。 酸味と余韻の甘味が全体の中で旨味みたいな味わいを生んでる。 経年で味が諸々抜けて、独特の美味さが感じられる様に。 香りさえ生き残っていれば、今でも十分通用する味だったと思う。 香りのヒネ香がどうしても柑橘感やシロップ感を覆う時があり、ワイン的な香りを乱すことがある。 まだ お香や灰の香りが出るところまでは行ってないが、それも時間の問題だろう。 60分以上の時間経過で、香りが全体的に弱体化。 良い要素も悪い要素も目立たず、味だけに集中出来る様に。 出汁みたいな旨味の伸びが大きく感じられ、不思議な味わいに。 多分、総合的には上出来だったんだな。 決して強い力の葡萄ではないだろうし、新しい内にフレッシュな勢いを楽しむのが本来の役どころのはず。 今のこの味は瓶差や経年で上手い事化けただけで、再現性は無い。 一応、白ワインとして飲む分には、わりと美味しくいただけたので大きな不満は無い。 特に時間経過後は出し汁的な深みや奥行が面白くて、素直に「こいつ凄いな」って感じた。 料理は焼き魚とかに合いそう。 独特の旨味感が、和食とかシンプルな料理とのの相性を高めてる。 日本酒の代わりになれる雰囲気。 当然値段以上。 全盛期なら1000円前後のレベルだろうけど、今のこの味も結構需要が有ると思う。 狙って出せる美味さでもないと思うので、298円で飲めたのはラッキー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/10/31 04:37:19 AM
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