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カテゴリ:ワイングラス
昨日のクルーターを飲む時に同時に使用 ドイツ ショット・ツヴィーゼル・クラシコ・ボルドー Schott Zwiesel Classico Bordeaux ショット・ツヴィーゼル社 Schott Zwiesel 無鉛トリタンクリスタル製 容量 645ml 全高 250mm 口径 65mm(定規で目視測定したところ約72mm) 最大径 95mm(定規で目視測定したところ約93mm) フット径 85mm(定規で目視測定) 購入価格:ペアで2856円(1脚当たり1428円) 比較対象はいつもの通りシュピゲラウ・カンティーナ・パワー。 持ってみると重心はともかく、重さ自体は双方それほど変わらない。 左がショット・ツヴィーゼル グラスの縁の厚みはショット・ツヴィーゼルの方が微妙に厚め。 口径もカタログスペックでは65mmらしいが、カンティーナグラスの縁部分を合わせたらほぼ同じだったので、やはり定規測定通り約72~73mmであろう。 誤差にしても8mmってのは大き過ぎるな。何かの記載ミスだろうね。 画像のワイン量は双方150ml 実際の使用感だが、どうも香りの出方が浅い気がする。 ベリー系の香りは分かるが、ハーブや土っぽい香りが散り易い感じ。 目立たない、弱めのニュアンスの香りを感じ取るのは苦手なグラスかも。 香りはカンティーナ・パワーの勝利。 そして味だが、味の出方が妙に丸い様な・・・。 縁の口当たりが厚く感じるので、それも原因だろうか? 全体の味自体は大きく変わらない様に思えるんだけど・・、酸が弱く、苦味がやや強く出る。 カンティーナと比べて、酸も渋味も一緒くたに包まれて、個々の要素が見えにくい。 良く言えば、味のバランスを綺麗に矯正してるみたいで、強い味のワインの場合はソフトに飲めるかもしれない。 あんまり熟成したワインを飲むには不向きなんだろうな。 見所は有ったものの、ここでもカンティーナの勝利。 何だかクラシコ・ボルドーは、味のバランスを強制的に整えているかの様で、カンティーナの様な、そのワインの "特長を活かす働き" ってのが見えない。 ショット・ツヴィーゼルは機能以上に耐久性重視のメーカーだし、その辺いくらかの難が出たか。 或いは、この味バランスの矯正感こそがショット・ツヴィーゼルの強みと言えなくもない。 以前試したリーデルのピノノワールグラスとの比較の時も、ショット・ツヴィーゼルのディーバLは熱劣化ワインでも、悪い部分を削り、良い部分を残して送り出すような働きを見せてくれた。 状態の良いワインは良い部分を削るけど、悪い状態のワインは悪い部分を削ってくれる、そんな一長二短(?)の共通した能力を感じるw。 個人的な好みで言えば、このグラスよりも以前使用したシュピゲラウ・オーセンティス・ボルドーの方が好きだな。 やっぱり特徴を削ってしまうグラスより、強調してくれるグラスの方が使ってて分かり易いし、良くも悪くも信頼できる。 左がショット・ツヴィーゼル 香りが散り易く、味も見え辛くなりがちなグラスとなると、このクラシコ・ボルドーはちょっと使いにくいな。 自分の様な記録を取りながら飲む人間にとっては、何も無いよりマシレベルの補欠要員グラス。 パーティーでグラスが足りなくなったら動員をかけようか。 いつもの横倒し撮影。左がショット・ツヴィーゼル 一応、値段相応。 1客あたり1500円弱なら決して悪くないと思う。 特別ワインにこだわりが有るでもない一般人が家庭で使う分には耐久性も価格も上々だろうし、業務店でも あまり凝った(面倒な)ワインを置いてるとこでなければ、これで充分な性能だろう。 多少の状態異常もカバーしてくれるだろうし、そういう意味では多分 "使える" グラス。 ★楽天検索 ショット ツヴィーゼル ボルドー クラ★ 楽天扱い約8件 一脚1430円 ペアで2856円~3360円 まあ標準的。 高価過ぎず安過ぎず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/11/14 04:06:05 AM
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