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カテゴリ:アルゼンチン
アルゼンチン メンドーサ州 トゥプンガト地区 アルトスール(アルトスル)・マルベック2012 Altosur Malbec フィンカ・ソフェニア Finca Sophenia マルベック100% フレンチオーク樽とアメリカンオーク樽で熟成3~4ヶ月 アルコール分14% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:758円 色はやや濃い紫。 香りはブラックベリー、プルーン、ビスケット、バナナの皮、きなこ、白胡麻?檜? 抜栓60分弱でビスケット、インク、シナモン、アーモンド、青パパイヤ?ココア? 味は渋味と酸味。余韻に苦味と甘味を伴う酸味。 まあまあかな。 結構取っつき易いフルーティーな香りで、思ったほど重厚な雰囲気は無い。 渋味基調の味だが、果実感もしっかりしてて、香り同様フルーティー。 ちょっと濃いめの "赤ワイン" としては、まあそれなりに飲み易い。 飲み易さ重視の水っぽい1000円ボルドーとかよりは、味の骨格が明確。 果実感が渋味に負けてなく、香りのサポートも有って、万人向けのちょい重ワインに仕上がってる。 ただ、マルベックに濃さやら重さやらを求める人には、どうしても貫目不足。 その分値段の範囲内で、飲み易さと飲み応えを両立したつくりになったのだろうし、この辺は難癖状態の好みの問題。 自分の場合マルベックは、臭くて濃ゆいwカオールのマルベックを基準にしてるので、最近のアルゼンチンの方向性とは噛み合わない部分が出来てしまいがち。 フルーティーで軽さも併せ持つ方向に行かれると、いまいちノリ切れなくなる。 抜栓60分程でベリー系の香りが大幅に後退し、粉っぽい感じの香りが目立ってくる。 フルーティーな雰囲気が弱ったせいか、飲み易さの長所を上手く出せなくなる感じ。 樽感と果実感、という意味で1200円位のスペインワインのイメージも有るな。 ガブ飲みする程の軽さではないが、じっくり飲める程の美味さでも重さでもない。 悪く言えば半端で予想を少し裏切ったが、良く言えば高汎用で期待まではさほど裏切らなかった。 ちょっと甘味を感じるソースの煮込みハンバーグが合うかな? 牛肉向けではあるけど、手軽に調理した焼肉的な肉料理向け。 "甘口の焼肉のタレ" に漬け込んで焼いた焼肉に合うと思う。 ワインがあまり重過ぎずフルーティーだから、生ハムとかも結構イケる。 とりあえず、値段以上。 880円以上~1050円弱位のポジション。1100円は超えない。 700円台でここまでの美味さのマルベックワインなら上出来。 マルベックワインにあまり重さを求めない人になら、まずまずオススメ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/12/21 03:37:50 AM
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