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カテゴリ:フランス:ヴァン・ド・ターブル
オープナーのドリルを刺すポジションをミスッてコルク破損。 フランス ヴァン・ド・フランス ル・ヴュー(ヴィユー)・セリエ・キュヴェ・サン・ジャン・ブランNV Le Vieux Cellier Cuvee Saint-Jean Blanc セリエ・デ・ドーファン社(?) Cellier des Dauphins グルナッシュブラン、シャルドネ、ユニブラン 割合不明 アルコール分12% 輸入:月桂冠株式会社 購入価格:554円 色は金色がかったやや薄い黄色。 香りはレモン、グレープフルーツ、粉砂糖、石灰、ミント、蜂蜜? 味は苦味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 結構悪くないな。 香りがきちんと 押さえる処を押さえられており、味も静かで落ち着いてる。 余韻が薄くて水っぽいが、価格を考えれば十分想定内。 酸がやたら弱いのが残念だが、まあこのワインで無理して出してもバランスが崩れるだけだろうし、これは問題無い。 柑橘の香りが綺麗で、味の弱さを補うには充分な幅と出力。 イタリアの安めのトレビアーノワインから、酸を少し削った様な感じ。 抜栓20分(温度上昇)で、ちょっと生臭い感じの香りの出方に。 甘味もさらに浅くなり水っぽさが過度に出る様で、 薄い割に妙に粘っこい変なしつこさも感じられてくる。 一度温度が上がって生臭くなると、冷やし直しても、味はともかく香りが落ちたまま。 冷温キープ、または早めに飲み切るのを推奨。 総合的には、ワンコイン強のヴァン・ド・ターブル(ヴァン・ド・フランス)格にしては美味い方のワイン。 香りの柑橘感と、薄味系ならではの穏やかな味わいが格を超えた高級感を出す。 食中のグラスワインでなら、これで充分。水代わりにガブ飲みもOK。 まあ こういう苦味と香りが軸になるワインは瓶差も出易いと思うが、それこそ値段なりだろう。 料理はポトフの様な素朴な野菜系の煮込みが良い。 またはペペロンチーノベースの、シンプルな塩味のオイル系パスタ。 ワインと料理、どちらも互いを邪魔しない干渉しない、味も香りも穏やかなものに向いてる。 値段以上。 これは上手く行けば、880円位は狙えるレベル。 酸や余韻の弱さは惜しいが、格と値段を考えれば立派。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/04/08 03:26:06 AM
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