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カテゴリ:ボルドー白
風邪は治ったものの、喉の不調が結構引き摺るのう。 ボルドー シャトー・レ・セット・シェーヌ2011 Chateau Les Sept Chenes ヴィニョーブル・ランディー Vignobles Landie ソーヴィニヨンブラン80% セミヨン20% アルコール分11.5% 輸入:株式会社ベルーナ 購入価格:800円 色は薄い黄色。 香りはレモン、ライム、ミント、グレープフルーツ、セージ?オリーブオイル? 味は薄い酸味と薄い苦味。余韻に苦味と薄く苦味を伴う薄い甘味。 ・・・・薄いな。 柑橘メインの香りにちょっぴりハーブ香が混じる、とりあえずボルドーの安白としては正統派。 味はレモン水の様な味わい。 味の軽薄さは一応飲み易さの内。 香りの柑橘感は品種の特徴の範囲内にあり、水っぽい味に酸のイメージを補強しようとそれなりに働こうとしてくれる。 余韻の苦味も薄い酸に厚みを底上げしようと動く。 ただまぁ、決定的に酸味が足りてない。 これが水っぽさの原因であり、安っぽさの原因。 香りも苦味感も一生懸命サポートしてくれてるが、いかんせん元の味が頼りなさ過ぎて上手く行ってない。 このレベルだと、同価格のチリのソーヴィニヨンブランワインの方が酸が明快で、白ワインとしては上だな。 水代わりにガブ飲みするのならまだ活躍の芽も見えなくないが、そういう役割のはイタリアやスペインにいくらでも有る。 残念ながら、これは単なる安白ワイン。ラングドックの白の方がもっと味に分かり易さを持ってる。 ワインの酸を補填する目的で、酸っぱい感じの料理が欲しい。 餃子に酢醤油、イカの生姜焼きにバルサミコ酢、酢締め魚のオイル和え等。 或いは酸の弱さが気にならない程度のアブラの甘味の有る料理も良い。 野菜のマヨネーズ炒め、酢豚、南蛮漬け等。 ギリギリで値段相応。 欠点は目立ったが、それでも800円のボルドーなら それなりに納得。 意外と(?)香りは何とかなってたので、もう少し酸をしっかり出せてれば1000円弱辺りはイケたかもね。
1400円前後クラスになったらもう話にならない。 「ボルドーの白」である事に理由が無いのなら、まずお呼びじゃない。理由が有ってもかなり微妙。 800円だとしても、+200円で別のもう少しグレードの高いワインにするか、同価格帯ならチリかオーストラリアのソーブラワインをオススメする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/06/22 03:45:21 AM
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