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カテゴリ:アルゼンチン
2012年11月に飲んで2本目 アルゼンチン メンドーサ アラモス・ピノノワール2011《2本目》 Alamos PinotNoir ボデガ・カテナ・サパータ Bodega Catena Zapata ピノノワール100% フレンチオーク樽とアメリカンオーク樽で熟成5~7か月 アルコール分13.5% 輸入:株式会社ファインズ 購入価格:1274円 色は薄い紫。 香りはチェリー、枯葉、出涸らし紅茶、アンズ、梅干し、おがくず?バジル? 味は苦味を伴う渋味と薄い甘味。余韻に薄い甘味と苦味。 以前と比べて、酸味が大幅に後退。 苦味感が渋味を半ば強引に引き出してるみたいで、わずかに生き残った酸味が潰される傾向に。 香りも飲み頃ピークを明確に越え始めた最安ランクのACブルみたいな雰囲気。 これはこれでピノノワールらしさは保ってる。 苦味や渋味は突出するものではなく、甘味がうっすら乗って飲み易さを残す。 口通りはスムーズで、それなりに万人向けの印象。 抜栓60分以上でも変化は軽微。(室温25℃、湿度44%) 飲み口は微妙に生温い気もするが、 それが味や香りに大きな影響を与えてる様には感じない。 以前飲んだ2012年時の香りのベリー香やハーブ香はかなり変容し、安っぽさが過度に出てるね。 苦味の出方も少々粗っぽく、味に汚い雰囲気を伴う。 余韻に残る苦味が甘味も乱し、かつての高級感はほぼ皆無。 賞味期限は良くてリリース後2年。 2012年に2011年ボトルを飲んだ時は大いに感心したが、2014年現在は、残念ながら経年耐久力は値段なりであったのが分かった。 最大限良く言えば、同価格(1300円未満)のブルピノとなら大きな差は無い、と言える。 2012年か2013年のボトルなら、もっと違った感想を持てたと思う。 ん~、料理はまあ適当に。 特に濃い味の物じゃなけりゃ大体 大丈夫でしょ(←あまり熱心に思い浮かばない)。 ローストポークや豆腐ステーキに、岩塩かバーベキューソースか。 とことん手軽に済ますなら、千切ったバターロールにオリーブオイルと醤油でもよし。 値段相応。 2012年に飲んだ時は1700円クラスとも闘えるとすら思ったが、2014年の今飲むと大分格が落ちるな。 それでも値段以上(1480円並み)って判断出来そうな雰囲気は有ったが、この賞味期限の短さと変化後の状態を考慮して、あえて1300円弱相応評価。 リリース直後のフルーティーさを持った状態なら、かなり良いワインのはず。 400ml弱残しで冷蔵庫保管し次の日。(抜栓約20時間経過) 香りはアンズ、枯葉、梅干し、出涸らし紅茶? 味は渋味と薄い苦味。余韻に苦味と薄い酸味。 香りが大分絞られ、味はさらに単純化。 単純なりにおかしな変化はしておらず、よくある軽めの安ワインとしては普通に飲める。 苦味の出方も抑えられ、飲み易さが増したとも思える。 でもまぁ、向上した様な気はしない。 弱さを隠したり誤魔化したりしてない点に好感を持っただけで、内容的にはやはり安ピノの範疇。 初日と変わらず値段相応。 このワインは新しいヴィンテージの方がいいな。 少なくとも、3年も経ったら結構な勢いでヘタレてくる。 ★楽天検索 カテナ アラモス ピノ★ 楽天扱い約16件 1274円~1728円 平均1500円前後 これでも、チリやラングドックのピノノワールよりは はるかにマシ。 変な1400円台のチリピノよりは、ずっと上出来。 1200円台位のブルピノと同等の美味さは持ってた。 今なら、選べるのなら2013年ヴィンテージのボトルを強くオススメ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/09/01 04:17:25 AM
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