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2014/09/03
カテゴリ：イタリア:ピエモンテ州
  イタリア ピエモンテ州 DOCモンフェッラート DOC Monferrato マルケーゼ・レオポルド・ピノネロ2009 Marchese Leopold PinotNero マルケージ・インチーザ・デッラ・ロケッタ Marchesi Incisa della Rochetta ピノネロ(ピノノワール)100％ ステンレスタンク発酵 フレンチオークバリック樽熟成10ヶ月(新樽：1回使用樽：2回使用樽の比率1：1：1) アルコール分13.5％ 輸入：株式会社 飯田 購入価格：2138円 色は澄んだ朱色。 香りはアンズ、紅茶、インク、レーズン、カシス、黒糖、カカオ？ピーマン？ 味は薄い酸味と苦味を伴う薄い甘味。余韻に薄い渋味と薄い甘味。 薄味系の澄んだ味。 香りがどうも拡がらないな。以前飲んだ2008年ボトルはもっと華やかな感じだったが。 味や余韻はまあまあ大人しく、飲み易さはなかなか。 薄いなりにバランス感は良好で、味に突出や しつこさは無い。 渋味は希薄で、基本的には果実感重視の流れ。 クリアーな飲み口で、万人向けの味。 こういう薄味系は香りが出てくれないと話にならない事がほとんどなんだが、今回のワインはイマイチ出てないw。 ピノネロ(ピノノワール)ワインとして、味は決して悪くないんだが、物足りなさが強いのはやっぱり香りが振るわないからだな。 100分以上の時間経過でも変化は軽微。 香りの黒糖やレーズンの要素が強まった気はするが、全体には影響無し。 香りがもっと甘やかで、味に合わせた澄んだ印象だったら、もっと褒められた。 抜栓150分程(温度上昇？)で、甘味が強まってきた感じ。 相変わらず香りは大きな変化が無いが、味の軽やかさと飲み易さは向上。 ただ、この飲み易さは、安っぽさと紙一重の、弱さに近い。 香りが上手い事拡がってくれれば、味は綺麗だし高級感バリバリなんだが、なかなか上手くいかなかったね。 如何に良い香りを出すかが薄味系ピノの一番難しい部分(？)だろうし求められる部分だろうが、そこは仕方ないんだろうか。 とりあえず味は良かったから そこを素直に楽しむとして、経年変化で香りが化けてくれる事を期待。 料理は要らないな。 ただ焼いて塩をかけただけの鶏肉や豚肉みたいな、あっさりしつつも、ワインの飲み応えを楽しめるものがいい。 値段相応。 2008年ボトルみたいに香りがもっと華やかに出てくれれば、大化けするはずのワイン。 今回は値段なりのレベルだった。 ★楽天検索 マルケージ レオ★ 楽天扱い約9件 2063円～2654円 平均2400円前後 香りが上手く出なくても、これはこれで2200円位までなら十分お買い得感アリ。 ピノネロ(ピノノワール)ワインが好きな人なら、まあまあオススメ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2014/09/04 03:41:43 AM
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