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カテゴリ:コート・デュ・ローヌ
コート・デュ・ローヌ AOCヴァントー ラ・ヴィエイユ・フェルム2013 La Vieille Ferme ペラン家 Famille Perrin グルナッシュ50% シラー20% カリニャン15% サンソー15% セメントタンク発酵 オーク樽熟成10ヶ月 アルコール分13.5% 輸入:ジェロボーム株式会社 購入価格:998円 色は澄んだ紫。 香りは胡椒、カラメル、アンズ、カシス、インク?おがくず? 味は酸味と渋味を伴う薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い酸味。 う~ん、軽いな。 酸味が目立つ、ローヌ系にしては軽めの味わい。 香りも胡椒の香りがした後は、ベリーとインクで適当に流した感じ。 胡椒の後に続くカラメルっぽい香りが甘味を想起させ、味に幅を持たせようとする。 イメージ的には先日のハローキティ・ヴァン・ド・フランス・ルージュNVに似てる。 流石にハロー・キティのよりも、香りと味はしっかりしてるし、渋味が目立たない分飲み易さは同程度有る。 ただまぁ、飲んでて妙に軽い。 南フランス系の安ワインによく有る感じの味わい。 それはそれで しつこさは無く、ガブ飲みワインとしては納得行く。 南フランス系安ワインと思えば理解出来るが、ローヌワインと思って飲むと肩透かし。 渋味感が頼りなく、酸味が伸びてきて「酒入り葡萄ジュース」に近い印象を思わせる。 その辺は飲み易さとの引き換えだろうけど、南フランス系に飲み応えを求める人には決定的に向かない。 料理は適度に酸味との繋がりを持てるものが良いかな。 中華料理の酢豚、カボスを絞ったタレ焼き鶏とか。 今回、玉ねぎおろしポン酢をかけた豚しゃぶに黒胡椒とラー油をかけたものをツマミにしたが、ポン酢の味とワインの酸味が上手く合い、肉の旨味がワインの飲み応えの軽さを補填。 これはワインの渋味が弱かったから成立した組み合わせだな。 ギリギリで値段相応。 1000円を超えない様に狙ってのローヌ系ワインとして、それなりの出来。 味だけなら実力的には780円前後だが、ヴァントーのAOC看板代がノッたことで下駄が伸びた。 400ml弱残しで次の日。(開栓24時間弱経過) 香りはブラックベリー、インク、ビニール、銅、胡椒? 味は酸味と苦味を伴う甘味。余韻に薄く苦味を伴う酸味。 香りは弱体化してたが、味はいくらか酸味がしっかり主張するようになり、初日の軽さが少し解消されてる。 余韻の軽さはそのままで、飲み易さもそのまま。 とはいえ、ガブ飲みワインとしては特徴が出てきたっだけで、ローヌワインとしての美味さまで主張するものではない。 1000円ボルドーよりも果実感が見え易い位か。 ニューワールド系の2日目の様な甘ったるさやユルさが無いのは流石フランス。 まあ香りが弱った分だけ味の幅も狭まり、単純さが増したかも。 バランス感は有ったので、飲んでて悪い気まではしなかった。 2日目も値段相応。 初日は香りがハッキリで、2日目は味がちょい向上。 ただし、どちらも1000円ボトルの力の及ぶ範囲内で。 ★楽天検索 ヴィエイユ フェルム ペラン★ 楽天扱い約8件 1260円~1560円 平均1360円前後 ん~、イマイチだな。 せめて1000円を下回ってくれないとオススメ出来ない。 この価格なら、ギガルやペスキエ、リトル・ジェームスの方が飲んでて面白い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/05/13 04:53:52 AM
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