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カテゴリ:ワイン
ロシア クラスノダール地方 Krasnodarsky アナパ Anapa ソロ2011 Solo (Соло) シャトー・ル・グラン・ヴォストーク Chateau Le Grand Vostock (CGV) カベルネソーヴィニヨン50~55% メルロー45~50% アルコール分13.5% 輸入:エスティエイチアース株式会社 購入価格:2080円 色はやや濃い紫。 香りはブラックベリー、インク、革、生肉、小豆?プルーン? 味は渋味と薄い酸味。余韻に薄い渋味と苦味を伴う薄い甘味。 ボルドーに似た気候の土地ということで、品種も雰囲気もほぼボルドーに準拠。 1000円ボルドーの延長線上で、味をしっかり形作ろうとしてるが、厚みや深みはそれ程ではない。 カベルネソーヴィニヨンとメルロー半々の、普通のボルドー系赤ワイン。 渋味が軽いが、軽いなりの飲み易さは認められる。 渋味を前面に出しつつ、変に伸ばさない様に抑えて、それでいて果実の酸味を送り出す。 甘味が出にくいのが、微妙に物足りなさを感じる原因か!? まぁ普通、だな。出来の良いガブ飲みボルドーがこんな感じ。 やや冷涼な土地のカベルネ系の典型で、渋味も甘味も弱い、軽くて薄い方向に偏ってる。 渋味はそれなりに存在するが、薄い果実感がウロウロしながら消えていくだけ。 渋味の主張は、ちょっと目立つ割りには結構弱い。 アントゥル・ドゥ・メールの安目の赤に近いかも。 雰囲気はボルドーに準拠だが、2000円レベルを期待するには、味の構成はどうしても頼りない。 割と半端な味わいの赤ワインなので、アブラは必要ないが、肉の旨味は必要になるかも。 ビーフシチューとか、赤ワインで煮込んだ肉料理にピタっとハマる感じ。 ワインに濃厚さを補填出来るものが最適。 値段以下。 ワインとしては、ボルドーと比べて1380円前後レベルと同等。 ただし、「ロシアワイン」という珍しさで+700円以上と考えれば相応。 それなりに力を持った(これと似た様な)ボルドーなら1280円レベルでもそこそこ見受けられるとこ。 2080円で納得しようとするなら、ロシアワインという部分に興味が持つ事が大前提。 そうでなければ、ボルドーワインの亜種として4年経過してても「まぁこんなもんか」としか感じない。 400ml弱残しで次の日(抜栓約20時間経過) 香りは前日と大差無し。 味は軽い渋味がさらに軽くなり、余韻に酸味が絡み易くなってきた。 飲み易さそのものは向上したが、高級感は無し。 やはりガブ飲み系1000円ボルドーの延長線上。 2日目は酸が伸びた分だけ飲み応えが増したが、正直それも微々たるもの。 2日目も値段以下。 精々1180円以上、良くて1480円以下。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/07/17 03:51:06 AM
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