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カテゴリ:ローヌ:ヴィラージュ
ドンキホーテ行ったら1990年ローヌがバカ安だったので衝動買い。少し前まで税込2000円超えてたのにね。 ドメーヌ名をDomaine de la Combe Dieu(ドメーヌ・ド・ラ・コンブ・デュー)と読んだら、裏ラベルではデラ・コンベ・ディヨの表記、デラ・コンベ・ディまではいいとしてヨってどっから出てきたw? コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ ラストー村 コート・デュ・ローヌ・ラストー1990 Cotes du Rhone Rasteau ドメーヌ・デラ・コンベ・ディヨ Domaine de la Combe Dieu シラー、グルナッシュ、ムールヴェドル、サンソー、カリニャン 割合不明 アルコール分14% 輸入:株式会社ドン・キホーテ 購入価格:1058円(2138円→1706円→1058円) 色はやや濃いどどめ色。 香りはアンズ、カシス、チェリー、ミント、シナモン、飴色玉ねぎ、小豆、カラメル、銅? 味は薄い渋味と薄く甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と薄く甘味を伴う酸味。 色と味は経年相応に薄め。 だがローヌ的なボリューム感は健在で、飲み応えはしっかりしてる。 25年の月日を経ても、果実感が生きてる。 ローヌワインもここまで来ると、スパイス香は有りそうで無い。 微妙にリキュールっぽい印象。 甘酸っぱい味が熟成感を思わせる。 あえて欠点を言うなら、古酒らしさが弱かった事か。 もっと果実感も落ちてて、良い意味で希薄な味わいを楽しめるかと思いきや、1990年という屈指のグレートヴィンテージに支えられたのか、未だ寿命を残してる。 10年経過位のカリフォルニアワイン(安目のメルローかピノノワール)にも近い。 何か、・・あまり言う事は無いな。 渋味は綺麗に抜けて飲み易く、果実感も十分生き残ってる。 価格が価格だから特に期待もせずネタ半分で適当に飲むつもりだったが、存外に良い状態で味もそこそこ。 驚く程美味いって事は無いが、熟成赤ワインの特徴は見られるし、無難に味わい深い感じ。 単独でもそれなりに楽しめるが、淡泊な肉料理が有れば なお良し。 鳥肉のローストにフルーツ系ソースがいい。焼き鶏に柚子果汁をかける、とかでもいいな。 ワインに渋味はあまり無いからアブラは必要無い。甘酸っぱさに対応出来ればそれで問題無い。 1058円なら明らかに値段以上。 1990年ヴィンテージのローヌという点を思えば、当初の2000円越えでも それなりに納得したかも。 これで税込1000円ちょっとレベルならもう立派。 400ml程残しで次の日。(抜栓20時間弱経過) 香りは革、おがくず、ブラックベリー、カラメル、セージ、檜? 味は前日と大差無し。 香りから果実感は後退したが、味は大きく変わらず。 以前飲んだ、カリフォルニアのクイーン・オブ・ハーツ・メルローに近い味わい。 時間経過・温度変化にも強く、リキュール的なフルーティーなワインの味を楽しめる。 澱が全くと言って良い程出てないので、おそらくフィルターをガッチリかけてるんだろう。 それが逆に澄んだ味を出す下地になってる感じ? 1000円2000円で買える1990年のワインが今でも十分飲めるのだから、ホント感心。 ノンフィルターだと早飲みでパワフルな味を楽しめるのだろうが、熟成期間が長くなると濾過や清澄をした方が息の長いワインになり易くなるって事はあるのか!? 2日目も値段以上。 確実に1500円以上の価値が見られる。 1990年ヴィンテージというのを考慮すれば、当初の2000円ちょっとの価格でも安い方と思える。 もう3年位はこの味を維持出来そう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/12/30 04:45:11 AM
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