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カテゴリ:ラングドック:1000円未満
もらいもの ラングドック IGPペイドック ヴァルモン・ブラン2014 Valmont Blanc ジャン・クロード・マス Jean-Claude Mas ドメーヌ・アストラック d.A Winery テレブラン50% シャサン40% ソーヴィニヨンブラン10% 品種ごとに醸造しブレンド。その後、澱と共に熟成4ヶ月。 アルコール分12.5% 輸入:株式会社スマイル 参考価格:750円前後 色は薄い黄色。 香りはレモン、粉砂糖、ミカンの皮、シトラス、葛湯、茹で玉子の白身、ミント、塩水?カサブランカ? 味は苦味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い酸味。 ん~、ある程度想定はしてたが、かなりシンプルな白ワインだな。 柑橘の香りをほんのり漂わせながら、ちょっぴり甘い雰囲気を、そこからメントール的なのスッとした要素が出る。 これはこれで、安目の白としては真っ直ぐな出来。 酸味は弱いが、この味で下手に果実感を出そうとしても限界が有るし、バランスを考えるならこの辺で止めといていい。 とはいえ、酸味が弱いので、イマイチ張りやら飲み応えが無い。 香りが生臭い感じのもので、ちょっと青臭さ(安さ)が目立つ。 総合的には、食中の水代わり目的の安白ワイン。 普通の、余計な味も香りも無い、ちょっとそれっぽい雰囲気なワイン風味のちょい薄の酒。 どちらかというと、悪い意味で普通かな。 薄い味わいのくせに、生魚とかには合わなそう。 焼いたか 煮たか したものに塩の味が無難。野菜系の煮物でなければ大丈夫と思う。 ワインが薄いから、料理も薄味で充分アテになってる。 値段相応。 正直、同格のチリの方が、もっと酸味が明快でコスパも上かもしれない。 「南フランスの安白」という点が、良くも悪くも特長になってる。 400ml弱残しで次の日。(抜栓20時間程度経過) 香りはレモン、オリーブオイル、塩、甘草、チャービル? 味は苦味と薄い甘味。余韻に薄い酸味と苦味を伴う薄い甘味。 香りが綺麗な感じに。 味は大差無いと思うが、香りが変化した(要素が絞られた)分、水っぽさが上手い感じに働く。 何か澄んだ味わいに。 あ、でも余韻に苦味が妙に後に残る。 元が水っぽい味だから、苦味の出方に関してはちょっと敏感に。 とはいえ、この辺は料理で打ち消せる。 まぁ値段なりよね。 こういうものと分かってれば、それなりに活躍も可能だろうが、基本はやっぱり水代わりのガブ飲み向け安白。 テレブランとかシャサンって葡萄名初めて聞いたけど、マイナーな葡萄らしい特別な何かが有るという事は無かった。 2日目も値段相応。 初日の味と比べる分には面白さも有り、その点は気に入った。 価格、役割、質、何も嘘は無い。 ★楽天検索 ヴァルモン★ 楽天扱い約7件 616円~939円 平均750円前後 まさにラングドックのガブ飲みワイン。 安さがウリだが、程々にフランスらしい上品さも持ってて、価格を考えれば満足いくレベル。 同価格でチリワインかフランスワインで迷ったとして、味だけならチリだが、2日目以降も込みで全体のバランスと高級感ならこのヴァルモン・ブラン。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/01/22 04:05:18 AM
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