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カテゴリ:ラングドック:1000円未満
もらいもの 先日のワインの赤版 ラングドック IGPペイドック ヴァルモン・ルージュ2014 Valmont Rouge ジャン・クロード・マス Jean-Claude Mas ドメーヌ・アストラック d.A Winery カリニャン50% サンソー20% グルナッシュ20% メルロー10% ステンレスタンク熟成4ヶ月。 アルコール分13.5% 輸入:株式会社スマイル 参考価格:750円前後 色は澄んだ紫。 香りはカシス、ブラックベリー、胡椒、ほうれん草、セロリ、カカオ、クローブ?カラメル? 味は軽い渋味と甘味。余韻に苦味と薄く渋味を伴う甘味。 香りはいかにも南フランスのごちゃ混ぜセパージュのもの。 渋味は有るが味全体を軽やかに、余韻も甘味を残してサッと去る。 これはド直球のガブ飲みワイン。実に分かり易い。 軽い渋味で赤ワインの枠を作ったら、後はそこを甘味が通り抜けるだけ。 一応、万人向けの味わい。(万人向けと言うよりワイン初心者向け?) 赤ワインに、渋味と一緒に甘味が欲しい人にはそんなに悪くないと思う。 60分以上の時間経過でも変化はほぼ無し。(室温22℃、湿度40%) 意外と(?)酸味が出てないんだよなぁ。 むしろそこは割り切って削った部分か・・。香りも色々要素は感じるが、出力は程々。 ベリー香だけでは味の果実感を演出しきれず、僅かな青臭さとスパイス香にさえ押され気味。 赤ワインが苦手な人でも何となく飲める様に、サラっとした口当たりで渋味は控えめに、甘味を感じ易く酸は削り、複雑な厚みや流れになるのをあえて避けてる。 でも こういうもの と分かってれば、無難に美味い気がするかな。 良い意味で「安い味」の赤ワイン。こういうの、嫌いじゃない。 これはもう料理は肉(肉を使った料理)なら何でも良い。香りも気にする必要は無い。 多少肉にしっとりしたアブラの感覚が有れば、ワインの渋味と甘味で無難に噛み合う。 そういう意味で、ビーフジャーキーとかの肉系乾き物は例外で合わないかも。 柔らかいチーズや、大穴で味噌煮込みとかにも合いそう。 値段相応。 600円台のチリやカリフォルニアの安赤をもう少しフランス的に洗練させたらこうなった、みたいな感じ。 ある意味、フランスの層の厚さを見せ付ける勢い。 フランスなら底辺レベルすら、この位の美味さは出せるんやで、という体現ワイン。 ★楽天検索 ヴァルモン★ 楽天扱い約10件 616円~874円 平均750円前後 ニューワールドなら600円台のワインが、フランスがやると700円台レベルに。 でも値段には見合ってると思う。自分がフランス贔屓なのを差し引いても、上手く出来てる。 白よりもこの赤の方がオススメ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/01/23 03:58:30 AM
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